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Bose/SoundLink Color Bluetooth speaker II [オーディオ]

本年最後の御買物。

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〇目次〇

・購入動機

・開封

・大きさ重さ

・使用感

・まとめ

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※以下で「音」について書かれている箇所はあくまで一個人かつ素人の主観の入った感想であり、さらに管理人は加齢で高い音が聞こえにくくなってきています。ですので「こういう考えもある」程度にお読みください。


・購入動機
動機らしい動機はなく、最初目についたのは以前気になった事があったものの手を出さなかった別ベーカーのBluetooth接続スピーカーであり、次に目についたのがBOSE製のスピーカー内蔵サングラスであり、そこから更に目についたのが今回の製品というかたちです。
余談ですが、今年はもうブログを更新する予定はなかったのですが、生活“非”必需品として、割と突発的に買ってしまった上に、自分にとっては初のBOSE製品だったので一応とりあげる事にしました。

BOSEのBluetooth接続スピーカーについては過去に何度も買おうか迷った末に買わないという事を繰り返していたので「これは今回手を出さないともう永遠に買わないんじゃ」などと思ったのもあり手を出しました。
アマゾンでの購入ですが、レビュー欄によると過去のセールで6600円(!)というとんでもない価格で売られていた事もあったようです。が流石に今回はそこまでは安くなく、それでもタイムセールぽく割引クーポンが発行されていて、それを適用して1.2万円を着る程度でした。


・開封

IMG_1220.jpg IMG_1221.jpg

開封するとこんな具合。今回は他メーカー製品だとあんまりない派手目のイエローな本体色を選びました。
同梱品はUSBケーブルと説明書のみとなっています。


・大きさ重さ
大きさ重さはポータブルを標榜する今時の製品と較べるとちと大き目重めです。
トートバッグ等大き目の鞄を持ち歩く方なら運べるでしょうが、自分のように小さ目のボディバッグ等を常用してる人間には重さ(500gこえてます)含め持ち歩きは厳しいかなあという感じです。


・使用感
使ってみて……の前に、個体差もあろうかとは思いますがどうもあまり品質管理はよくないのかな、と感じたのでそれらの写真を少々。

IMG_1222.jpg

本体を包んでいるビニール袋の接着面がおもいっきり雑に斜めについてました。実害はないもののこの時点でちょっと嫌な予感がしました。

IMG_1223.jpg

本体底面には汚れがポツポツと。当初取れない汚れかと思いましたが、ゴシゴシ擦るととれました。

IMG_1224.jpg

本体は全体が今時よくあるシリコンライクな素材でくるまれているのですが、本体サイドのmicroUSB(typeB)端子と3.5㎜ステレオジャック周りのパーツに、恐らくそれらの穴部分の為の切り抜きをする際にやらかしたと思しき傷が……その他ボタン部等含め別パーツとなっているシリコンパーツまわりのつくりがどうも荒っぽい印象を受けました。


ざっとネット上で調べた範囲だと品質管理は想像してたメーカーのイメージに比してあんまりのようです。個人的に海外メーカー製品は汚れや実用上支障のない傷なんかはいくらでもついてるもんだという認識ではあるのですが、比較的に(自分の中で勝手に)イメージが良かったメーカーであった事もあり、組み立て時の問題ぽい箇所はちょっと残念でした。


本題に戻ってまず音質ですが、一言で言うと「低音過多」だと思います。またその低音もタイトで締まりのある音というよりはボワついて他の帯域を覆う感じの鳴り方であり、この時点で自分としては「エー」となりました。(例によって試聴せず買ってる身なので文句を言う気は全くありませんが、それとは別の話です)

またこの種の製品ではよくあるように他メーカー同様専用の設定アプリが存在するのですが、そのアプリにイコライザ機能がついていない為、ユーザーが使う音楽再生アプリ側にイコライザ機能がないと調整がききません。
自分の場合はこういった機器で音楽を聞く場合最近はYouTubeMusicアプリで適当に音楽を流す事が多いのですが、残念な事にiOS版では何故かその機能がオミットされていましたので、普段使っていないAndoroid端末を引っ張り出してきて調整しました。

低域の量感については好みも大きくわかれるところで「全然足りない」「ちょうどいい」といった声もありましたが、自分としては「強過ぎる」と感じられたので、音楽再生アプリのイコライザ機能でガッツリ調整をしました。

自分の感想としては「調整すればまあ聞ける」と感じられる音でしたが、本体サイズに比してフルレンジドライバ2基にパッシブラジエーター2基とかなり詰め込んでいるせいもあってか、音の籠りは相応にあるように感じられました。
音の広がりやクリアさについては手元の似たような機器ですとB&Oの beoplay P2の方が良いかなと感じられました。

また低音の盛り方ですが、そんなに低域成分が多いわけでもない曲でもしっかり盛られるので、それがメーカーの考えるポリシーなのでしょう。
ただ設置場所によって低音の響き具合は結構変わりますので、設置場所を変える事と音楽再生アプリのイコライザ機能で調整、という事でそれなりに好みのバランスに近付けられなくはありません。

そんなわけで基本的には価格と音質を突き合わせた場合、自分としては人にはすすめにくいなと感じられましたが、唯一敢えて本機を選択する理由があるとすれば実は単機でステレオ再生に対応しているというところでしょうか。

これについては公式サイトでも特に触れていませんし、本機をモノラル再生機としている記事も多々あります。
自分も当初は「ドライバ2基積んでるけどモノラルかー」と思っていたのですが、毎度ステレオ・モノラルの判別をする際に使う曲を再生する際に、ふと思いっきり顔を近付けて聞いたところ、左右方向へのパンが感じられたので「あ、ステレオだ」と気付けました。

分解写真を掲載しているサイトなどを見ていただくと分かりますが、左右ドライバが間に距離を置かずぴったり並んでいる配置となっています。その為なかなか気付くのが難しいような程度のステレオ感ではありますが、それでもこのサイズ・形状だと稀有ではあるので、人によってはそこはポイントとなるかもしれません。

その他、アプリにイコライザ機能がないのは低音が盛られている音であるので調整を他アプリに頼る事になりますし、動画再生関連のアプリだとイコライザ機能などないものが普通なので詰みとなって辛かったりしますが、自動電源オフまでの時間を比較的細かく設定できたり、ペアリング等動作時に鳴るシステム音声をオフにできるのはなかなか良いと感じました。

またポータブル用途だとマイナスとなるケースもありそうですが、自分のように「自宅の好きなところで使う」「でも普段は自宅の決まった場所に設置」といった使い方だと「自動接続機能(=スマホ等の機器からBluetooth接続があると自動で電源が入る機能)」は思わぬ有難い仕様でした。


・まとめ
といったところで。
低音過多だと感じられた点、また実売価格と音質とを較べると他メーカー製品がいくつも候補にあげられる点、また本体の汚れや傷等、個体差はあるでしょうが、国内メーカーの製品に慣れた方だと「エー」となるような部分もあるところなどから、個人的には人に無条件ですすめるのは厳しいなと感じられました。

が、自分としては「自動接続機能が便利」「設置場所やイコライザ設定でまあどうにか自分的に許容範囲の音にはなる」「本体色イエローがKAWAII(またそんな事言ってる)」「何より唯一手元にあるBOSE製品」といったところで手元にとどめておき、ぽaぽつ使っていく予定です。

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本年は更新自体が非常に少なくなってしまいましたが、ともあれこれが本年最終の更新となります。

皆さま、良いお年を。そして良い買い物を。





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