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Apple iPad Pro 11インチ(第3世代)・所感 [デジタル]

1週間使ってみて、など。

※今回目次を(手動で)つけてみました。いつまで続くか保証はありません。

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〇目次〇

・購入動機

・開封など

・大きさ重さ

・使用感

・iPadの画面サイズについて

・まとめ

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・購入動機
先のエントリに書きましたが「iPadで空間オーディオ対応の動画を見たい」というのが一番の理由です。後はそれに加えて「何か目新しいものが欲しい」といったくだらない理由もありましたが……

12.9インチiPadPro(第2世代)との置き換えとして購入しましたが、何故12.9インチを選ばなかったかというとそれはまず「予算の都合」、加えて「もう少し室内で移動して使いたいと思ったから」の2点からです。
特に今回は12.9インチのみがミニLEDの液晶パネル搭載だったりするので、巷で見ていても12.9インチの記事の方が多かったりはするのですが、まあ予算が。
あと、ベランダに持ち出して使いたいとかそういった欲求もあって、そうなると12.9インチの普段の使い方だと利点になる大きさが却ってネックになったり、何より重さが厳しい……という事で11インチに落ち着きました。

因みに。実のところ特に負荷のかかるクリエイティブな作業を全くしてない自分なので、処理能力的には数世代前となる12.9インチでも問題なかっただけに「敢えて1世代前(A12Z搭載機種)を安く入手」なんて事も考えたのですが「休日にすぐ触りたい」「どうせ今回は2年以上は使う事になりそうなのだから」という事で価格差はまあいいや、という事で、M1チップ搭載・ストレージ128GBの最新機種購入と相成りました。


・開封など
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箱はこんな感じ。今回選んだのはスペースグレイです。

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箱を開くと最近のノリでいきなり画面。

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同梱物はこんな具合。18Wの充電用アダプタに、lightningではなくUSBtypeCのケーブルが付属しています。


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セットアップの様子。最近の流れとして「iOS端末を近くに置いて、そこからAppleIDを引き継ぐ」「その後適宜新規端末として設定するか、iCloudのバックアップから復元するか選択」といった事になっているようです。
今回は面倒だったのでドナドナ予定の12.9インチから復元しました。

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今回はケースやカバーにはひとまず凝らず、TPU製のバックカバーとガラス製の液晶保護シートを同時購入にとどめました。


・大きさ重さ
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12.9インチと並べると、やはりサイズの違いが際立ちます。

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さらにあまり意味はありませんがセットアップに浸かったiPhone12 miniと並べてこんな感じ。

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毎度お馴染みの重量比較です。例によって端末単体同士ではなく「実際に使っている状態」での比較としています。
12.9インチがsmartcover取り付け可能なポリカーボネイト製カバーにPET製液晶保護シート、今回の11インチがTPU製カバーにガラス製液晶保護シートをとりつけての比較となります。
このあたりはカバーや保護シートの素材によって変わってきますが、今回の場合250gの重量差となりました。手に持った際の重量感はかなり違います。

大きさ重さについては、12.9インチが「決まった場所にスタンド等で設置してのコンテンツ視聴」が快適だったのに対し「より顔から近い位置での試聴にちょうどいい」というところです。
ただ大きさ重さの違いから、11インチの方がツブシが効く印象です。


・使用感
元々が古い世代の12.9インチで満足していただけに、動作速度等には全く不満がありません。
そもそもヘヴィでクリエイティブな作業もしていなかった為処理速度の違いによる恩恵も少ないのですが、それでも「ブラウザの表示等全体的にキビキビしてる」という感じはしました。ただ慣れてしまうと何とも感じなくなってしまうレベルの話ではあります。
写真等を表示した場合、より色味がハッキリした印象を受けましたが、パネルが変わったのか経年劣化の影響なのかそこらはちょっと分からないところです。

それら表示関係と違い大きな違いを感じたのが内蔵スピーカーの音質でした。

自分としては「絶対12.9インチの方がいいんだろうなあ」と思っていたのですが、世代が違い過ぎてドライバやら設計やらから違うせいか、12.9インチ圧勝という単純な違いとはなりませんでした。
音に関する事なので感覚的な表現のみになってしまいますがざっくりまとめると

・低域の量感は第2世代12.9インチの方が上
・全体的な音のクリアさは11インチの方が上
・音楽では12.9インチの方が左右方向の広がりが自然な感じにあるが、映画等のコンテンツだと11インチの左右方向の音の広がりが途端に画面サイズに比して凄くなる
・人の声の帯域は11インチの方が聞き易い。その為映画などでは12.9インチと11インチで、スピーカーを複数本使うサラウンドシステムで言うところのセンタースピーカーの有無い、的な違いがでてくる
・11インチの方が声の帯域が聞き易い為、Youtube動画などは11インチの方が快適

といった具合でした。恐らく今回購入した11インチと同世代の12.9インチが一番よくなるのだろうな……という感じでしょうか。
過去に持っていた10.5インチiPad Proの時から内蔵スピーカーの音の良さは感じていましたが、さらに進歩しているという事かと思います。


・iPadの画面サイズについて
今回11インチ版iPad Proを購入して今更ながら思ったのが「10インチ前後の画面サイズは非常によく考えられた上で設定されたものなのではないか」という事です。

現状のiPadでは、iPad miniの7.9インチ、素iPadの10.2インチ、iPad Airの10.9インチ、そしてiPad Proの11インチと12.9インチとバリエーションがあります。
厳密にはこの5種なのですが、自分の感覚としては「11インチ含む10インチ前後のクラスと、それよりしっかり小さいものと大きなもの」の3種という区分で考えて、10インチクラスのツブシの聞き具合が素晴らしいなと感じました。

外出時の持ち歩き頻度が高い方にはminiのコンパクトさと軽さは一番がですし、屋内で決まった場所に設置して使うなら12.9インチの大画面はコンテンツ閲覧にせよクリエイティブな作業にせよ向くでしょう。
本音を言えば「全サイズ買って使い分け」が一番いいのですが、なかなか予算や設置場所や管理の問題からそうはいかない方が大半かと思います。

その場合にどれか1台と考えると過去にiPad miniも使っていた際の経験も含め「持ち歩きもなんとかなるし、タッチパネル端末特有のノートPCなどより近い『手元』の距離で使う場合画面サイズ的に程良い大きさ」というところから10インチクラスが一番いいのではないか……と感じたわけです。


・まとめ

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(Apple Pencil買ったのすっかり忘れてました……別エントリで取り上げるかは気分で。)

といったところで、個人的にはかなり満足しています。
スピーカーの音質から、コンテンツ視聴がメインでクリエイティブな事を全然しない自分のような利用パターンの方であっても選ぶ意味はあるかと思います。

ただそうはいっても良いお値段ですし、素iPadの32GB版が3万円台で買えてしまうという事も考えると安直に誰にでもすすめるものでもないとは思います。

基本的には予算との兼ね合いになるかと思いますが、特にクリエイティブな事に使う目的がない場合であっても、予算が許せば選択肢のひとつにいれるのは十分アリな端末かと思います。



 
 

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