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第四のMNO回線契約と対応端末購入 [ケータイとか]

楽天モバイル回線契約と対応端末購入の話。

今から1ヶ月以上前となる3月アタマに楽天モバイル回線の契約申し込みと対応端末の購入を行いました。

当初4月からのサービス内容発表があった際は「先着300万人は1年間基本料金無料」「楽天自前回線のエリアは東名阪かつ限られた範囲も、域外ではauローミングで2GB/月は通信速度制限かからず」といったあたりから「2GB/月のau回線が1年間無料で使えるならサブ機にいいのでは」などと思いました。

父上用に1月終わり購入し持ってもらうようにしたiPhoneSEで使っている、基本料金無料の回線が夏頃にサービス終了するので「そっちに使ってもいいかも」などとの目論見もありましたが、実際には「iPhoneは基本非対応」「Android端末も対応機種は限られる」事が分かったので「そううまくはいかんよねえ……」と思いつつ「でもまあ1年間無料ならアリかな」という事で結局申し込む事にしました。

ただそうなると問題になるのが端末です。ベータテスト的な段階でiPhoneでもデータ通信はできるなんて話もあったようですが、非公式ですのでどう転ぶか分かりませんし、対応したAndroid端末を買う必要があるな……という事で軽く調べました。

結果現状ネットでの購入が普通にでき、かつ最も安価な白ロム端末としてoppo AX7が見つかりましたので購入と相成りました。



……とここまでが実は3月中に書いた内容です。その後コロナ禍の影響もあって放置していたのですが、4/8にSIMが届きました。というわけで冒頭から1ヶ月間があいたところでざっくりと、端末と回線について続きを書きたいと思います。



・oppo AX7について

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発売が2018年年末のミドルレンジ機という事で、処理能力が必要な3Dゲームなどには向きませんが「通話」「Eメール」「Web」「各種SNS利用」といった程度なら問題ありませんでした。
動作用のメモリについては4GB搭載されているのもあって、前述のような用途であれば時折処理の遅さを感じる場面はありますが大きなストレスはなく使えるかと思います。

自分の場合サブ機として購入したので全く問題なしなのですが、基本性能部分以外では以下の点について理解した上で選ばれた方が良いかと思います。


・OSのバージョンは8.1止まり
・液晶の解像度がフルのつかないHD相当(1520px x 720px)
・wi-fiは2.4GHz帯のみ対応で5GHz帯非対応
・接続端子は最近主流のUSBtypeCではなくmicroUSB
・質感は思ったより悪くないが、金属に見えるパーツも実は樹脂製だったりとコストダウンの見える部分はあり


といったところです。解像度については個人的に「思っていたより気にならなかった」のですが、OSが2世代前のソレでバージョンアップもないという点は割り切って考えました。
またこれは他のメーカーでも同じですが、GoogleのPixelシリーズのように「必ず月の始めにセキュリティアップデートがくる」わけではない事も一応考慮しておいた方がよいでしょう。(現時点だとセキュリティアップデートは2020年3月のそれとなっています)


一方、意外に良いと感じられた点として

・動作用のメモリが4GB搭載
・バッテリー容量4230mAhと大き目

といったあたりがありました。特に後者については処理能力が低めのCPUを搭載している事とも相まって、手元にある他のスマホ(Pixel3aとiPhone11)と比較してもバッテリーのもちは良いと感じられました。

「とりあえず(割り切って)楽天モバイル回線を試してみたい」「楽天モバイル回線をサブとして使いたい」といった方には良いのではないかと思いますが、メインとして使いたいという方は、もう少し上位の機種を選ばれた方が良いかと思います。



・楽天モバイル回線について

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オープンβテスト的なサービス開始のあたりからあれこれと言われていましたが、今のところ実際に(ほぼデータ通信専用で)使っている中では特に難を感じてはいません。
なお拙宅近辺は完全にauローミングエリアで、仕事場の近辺は楽天モバイル回線エリアとなっています。

楽天モバイル回線エリアではネット上にあがっているようなゴイスーな速度を期待しましたが、自分の行動範囲ではそこまでの速度は出ませんでした。時間帯や場所によって違いはありますが、おおむね下りが10Mbps少々程度であり、ローミングエリアでも大差はなかったです。ただその程度の速度が出てくれれば実用上の支障はないので不満は全くないところです。

厳密なチェック(au回線と楽天モバイル回線との切り替えがスムースにいくか等々)はできていませんので、あくまで軽く使ってみて、の感想とお考え下さい。
また音声通話については全く利用していませんのでご留意ください。


実際短期間ですが使ってみてデータ通信については特に難を感じませんでしたが、ちょっと難を感じたのが使い勝手ではなく「完全開通」までにかかった手間でした。

SIMが到着したその日に、AX7にSIMを挿しただけで基本的には「音声通話」「データ通信」「SMS」がさっと使えるようにはなったのですが、このうち問題となったのが「音声通話」「SMS」についてでした。
今回契約した楽天モバイル回線は、定額で「音声通話・SMSが使い放題」という売り文句なのですが、それは専用のアプリ(Rakuten Link)を使った場合に限られます。

このアプリを使えるようにするためにはアプリ上からSMSを送信し、受信したコードを当該アプリ上で入力して認証を受ける必要があるのですが、当初この「SMS送信」自体が何故か当該アプリ上から全くできない、という状況が続きました。
これについて、巷では色々な「条件」が取りざたされていたのですが、一応自分の場合どうだったかについてをまとめておきます。


・Rakuten Linkアプリを使うためにはまずSIMの電話番号を端末が認識する必要があるが、これは時間がかかる場合もあって待つしかないようです。

・端末がSIMの電話番号を認識するとRakuten Linkアプリでも自動で電話番号を認識する。その前に手動で電話番号を認識しても自分の場合は先に進めませんでした。

・Rakuten Linkアプリが電話番号を認識した上で、当該アプリより認証コード受信の為にSMSを送信する画面となりますが 「失敗!もう一度やりなおしてください」 というエラーが表示される場合は認証ができません

・結局SIMの到着日と翌日は延々前記のエラーが出る状態だったものの、3日目の深夜(0時をすこしまわったくらいだったか)に送信したところ、少し時間がかかってSMSの送信が成功しました

・その後数分経ってSMSを受信。自分の場合SMS受信前にRakuten Linkアプリを終了してしまったせいか端末純正のSMSアプリで受信されてしまったので、Rakuten Linkアプリを起動した上で手動で認証コードを入力、認証が通ってRakuten LinkアプリからのSMS送信と通話が使えるようになりました。

・別途「my楽天アプリ」で申し込み状況が「準備中」でも上記の流れでRakuten Linkアプリは使用可能になりました。また上記の操作を行ったのは自宅(=auローミングエリア)でしたので、楽天モバイル回線エリアでなくても問題はないものと思われます。


先着300万人無料という無茶をやっているサービスですので、恐らく開始直後は諸々の認証に時間がかかっているものかと思われますが、もちろん想像でしかありません。
ともあれそういった状況でしたので、自分同様の状況に陥った場合、特にRakuten LinkアプリのSMS認証部分については「気長に」やるしかないように思います。


といったところで。


サブ回線としてむこう1年間はおいおい使っていこうかと思います。何かネタがあればまた。


 

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