オッサンがナーフにハマった話(5・最終回)

最後の一挺はスターウォーズコラボモデル。

一か月間ほどの間にバカほど買ってしまったナーフもこれで最後にしよう……というわけで選んだのがこちらです。

スターウォーズ　ネフチーラブラスター

スターウォーズコラボ品＋専用のグローダーツ（蓄光機能アリのダーツ）です。
この製品、手動でのコッキングが必要なタイプにもかかわらず何故か単三型電池が1本必要となっています。それは、

1）トリガーを引くと内蔵のスピーカーから発射音（劇中のレーザーガンっぽい音）が出る
2）トリガーを引くと銃本体サイドの一部分（トリガー右上のスリット様の部分）が光る
3）専用の（恐らく蓄光塗料が練り込まれた）グローダーツを使うと弾道が光る

といった機能があるからです。また特にスターウォーズマニアでもないのに最後の一挺として自分が選んだのも、そこらが「おもしろそう」と思ったからです。

なお通常のダーツも使えますし電池を入れなくても手動でコッキングするタイプなので撃つ事はできますが、そうすると前記の特徴が全てオミットされたものとなってしまいます。


弾速は先のエントリでとりあげた弾速計内蔵のバレルが取り付けられないので計測できていませんが、手動コッキングでコンパクトな機種にありがちで「結構速い」です。
感覚的には先のエントリであげた弾速速い方の銃に近い感じでしょうか。威力がそれなりにあるので、ターゲットとはちょっと距離をとる必要がある感じです。

形状としてはハンドガンながら水平二連のショットガンライクにバレルが2つ並んでおり、ダーツは前（銃口）から手で装填するかたちとなっています。
なお二発同時に発射する事はできず、1発ずつコッキングして発射する仕様です。

本体サイズは、手元にあるナーフの中で一番大きいソレと較べるとこんな具合で、細身のハンドガンといった感じです。

本来でしたらその特徴である「音が出る」「（本体が）光る」「（弾道が）光る」をお見せしたいところなのですが、音と弾道については動画でないと無理なので今回は割愛します。
が、本体とグローダーツと呼ばれる専用弾が光るところだけ部屋を暗くして撮ってみました。

トリガーを引くと、発射音と共にここが光ります。音が消えるのに合わせた感じにフェードアウトして消えたりと、割と凝っています。

コッキングレバーを引くと、ダーツを装填するバレル内部が光ります。本来であればここに専用のグローダーツを装填しておくわけですが、光が見えやすいようにこの写真では装填していません。

銃口を覗くと、写真でも僅かに銃口から漏れるかたちで写っていますが内部は紫色に光っています。この光でダーツに蓄光するようです。

蓄光して光っている状態のグローダーツはこんな具合です。
実際には装填してコッキングレバーを引き、バレル内部の光をあててもここまで光らないのですが、暗闇で見たイメージとして、分かりやすいようにバカ明るいLEDフラッシュライトの光をあてて光らせています。
また明るい状態は数秒～十数秒程度しかもたないようです。ただ実際にはグローダーツを装填し、コッキングレバーを引けばバレル内部でずっと光が当たった状態なので問題はありません。

ただその程度の光具合ですので、真っ暗かそれに近い暗所でないと光った弾道を見るのは厳しいです。
が、真っ黒な状況だと結構「おお！」と多くの方が声を出すのではなかろうか、というレベルで弾道が見えますので、なかなか面白いです。


といったところで。
劇中のソレっぽい（マニアではないので正確にどうかは分かりません）発射音や、レーザーライクに暗所であれば光る弾道などギミック満載なので面白いのですが、SWファン向けかと言われるとナーフ関連の最初のエントリでとりあげたオーバーウォッチコラボモデルほどカラーリングを劇中のソレに近づけていない……というより全く違うものなのでちょっと微妙なところではあります。

また他にもSWコラボモデルはたくさんあるようですが、自分が今回選んだような装弾数の少ないモデルと違い、マガジンを交換できるようなタイプや装弾数が多いタイプは割とお値段がはるようです。
ですので、基本的には「普通のナーフにはない音と光のギミックに惹かれた方」「SW関連商品は何でも欲しいくらいのマニアな方」向けなのかなと思います。


……というわけで。実はアクセス数が群を抜いて伸びない「オッサンがナーフにハマった話」はこれにて終了です。