オッサンがナーフにハマった話(4)

弾速測定＋α。

先のエントリで別扱いにする、とした弾速について測定しました。が、その前に。あれこれまた買ってしまったもののうち、予備のダーツ等を除いたものをさらっと。

ナーフ フォートナイト HC-R マイクロショット

ナーフ ストライク9ターゲット

ナーフ エリート ストライフ

写真上から順に「フォートナイトコラボの超小型な銃」「ダーツが当たるとぱたんと倒れるタイプのターゲット」「一番安価な電動タイプの銃」となります。
フォートナイトコラボのそれは「デフォルメされたデザートイーグルみたいでかわいい」、ターゲットは「物理的に倒れるようなのがあってもいいか」、二挺目の電動ナーフは「一挺目が重かったから」といった（割とどれもくだらない）理由から購入しましたが、これらについてはもう触れません。

但し最後の「エリート ストライフ」については先のエントリでとりあげた「モジュラス レギュレイター」同様の電動タイプ、かつ弾速が較べると速い事などから今回使っています。
では早速弾速測定について。

使用したのは前記二挺の電動タイプナーフに加え、それぞれのバレル部分に取付可能な弾速計と、ジャミングが起きない6連マガジンとなります。
まずは二挺とも、エネループプロを使った状態で計測しました。なお、「モジュラス レギュレイター」は本来単二型電池を4本使うのですが、サイズ変更アダプターを使って単三型のエネループプロで無理矢理動かしています。
それぞれ6回計測・平均値も出しました。結果はこちら……のつもりだったのですが「モジュラス レギュレイター」は何故か5回分しか記録してなかったので5回計測とその平均となります。弾速の単位は、m/sです。
なお、件の弾速計はナーフ純正のオプションなのですが「玩具です」と説明書にもハッキリ書いてますので、あくまで正確な弾速ではなく「嗚呼ソレだとこんな数値になるんだな」くらいにお考えください。

（eneloop pro・単三型使用）

モジュラス レギュレイター
14.0 13.3 14.3 14.4 14.1　平均：14.02

エリート ストライフ
19.1 19.5 20.6 21.0 18.8 22.1　平均：20.18

元々「エリート ストライフ」の方が所謂オレンジトリガーだったので「強い」とは分かっていました。
また実際撃ってみても「音を聞くに明らかにモーターの回転速度が速い」「目で見ても『モジュラス レギュレイター』より速いのが分かる」「ターゲットに当たった場合の跳弾が『モジュラス レギュレイター』より遠くまで飛ぶ」といった具合でしたので速いのだろうなとは分かっていましたが、思っていたより数値的に違いがありました。


次に「モジュラス レギュレイター」の方を強引に変換アダプターをかました単三型のエネループプロから、単二型のエボルタネオに変えて計測しました。

変換アダプターをかました状態

中身は単三型のエネループプロ

単二型のエボルタネオに入れ替えました

で結果はこちらです。
（エボルタネオ・単二型使用）

モジュラス レギュレイター
16.0 16.2 15.9 15.8 17.5 17.0　平均：16.4

平均すると2m/s程度弾速が上がった事になりますが、実際撃ってみても「モーターの回転がエネループより明らかに速い」「目で見ても速い」「跳弾がエネループの時より遠くまで飛ぶ」といった違いがありました。


といったところで。

電動タイプナーフの場合、使う電池によって結構露骨に弾速が変わるので「強いのがいい！」という方は考慮されるのはアリかと思います。
ただ、エボルタ（「ネオ」が付かないものもあるようです）は普通のアルカリ乾電池よりお値段が高いので、弾速がアップする事にどれだけ拘るか、によりけりでしょう。個人的には室内で使う分にはeneloopの割とヨワヨワな感じでもそう問題を感じませんので、今回投入したエボルタネオが消耗したら、またエネループに戻るかと思います。