SSブログ

オッサンがナーフにハマった話(3) [玩具]

最後の一挺になる予定はアッサリ崩れましたがともあれ。


3週間程度の間に10挺のナーフ銃とさらに多くのパーツやら何やらを買ってしまったわけですが、最後にするつもりで購入した銃については、普通のレビュー記事ぽくまとめようとエントリをわけてみました。

まず購入したのはこちらです。

01_IMG_1541.jpg

モジュラス レギュレイター


自分としては初の、本体に乾電池をいれて動作する電動タイプのナーフとなります。
電動タイプのナーフはモーターが回転する為それなりの音が発生する事と自分がナーフを触る場合夜が圧倒的に多い事もあり避けていました。しかし「3点バーストに対応している」という事を好事家の方々のブログなんかを見て知ってしまった結果、迷った挙句購入してしまいました。

尚、例によって日本国内向けの「グレートリガー」と海外向け(というより日本以外向け?)の「オレンジトリガー」で威力がしっかり違うようです。また同じグレートリガーの商品でも、かつて正規代理店としてタカラトミーが扱っていたものの流通在庫品と、現状のメーカー(ハズプロ社)が直接扱っているものと二種あり、前者が後者の半値に近い価格ですのでひょっとすると同じグレートリガーでも威力に違いがある等あるのかもしれません。(未確認)
ですが「室内だと弱くても全然いい」という事をようやく悟った自分ですので、今回は安価なタカラトミー時代の流通在庫品を選びました。

因みにですが一応「3点バースト」の意味が分からない方はこちらをご参照ください

バースト射撃


3点バースト以外の特長としては「パーツが色々ついてる」というところでしょう。マガジンも12連のそれが2つもついていますし、豪華な仕様となっています。
それら付属パーツをストックに装着可能な予備マガジンを除き、全てつけたのがこちらとなります。

IMG_0627.jpg

全長はかなり長いものになります。フルオート射撃もできますので、その際に弾をばらまくように扱う場合を考えてか、ハンドルなどもついています。


装弾数12発でフルオートで撃てば「大人用」の玩具銃などより連射速度は遅いとはいえすぐに弾切れとなりますし、デザイン的にも好みではなかったのでハンドルは外し、さらに他の別売りパーツや他の銃のパーツなどを組み合わせて自分好みの見た目してみたのがこちらです。

IMG_0628.jpg

ハンドルを外しバレルを別銃の付属品に、さらに別売りのドットサイトなどを載せています。
付属パーツ全載せ状態よりは短いですが、それでもやはり全長は長いです。
大人だとちょうどいいですが、対象年齢とされている8歳だと重さも含めちょっと辛いのではという気がします。

因みにスマホ(Pixel3a)などと並べるとこんな具合となります。

IMG_1544.jpg

やたら大きい事が伝わるかと……。

・使用電池によって変わる弾速
本銃は単2型乾電池を4本使用し、弾を発射する為のトリガーの下にある「アクセラレータトリガー」と呼ばれる別のトリガーを引きっぱなしにした状態で内蔵のモーターを動かし、更にトリガーを引く事によって手動のコッキングなしに弾を打ち出す事ができます。更にこの製品の場合、実銃ライクにスイッチの切替で「セミオート」「3点バースト」「フルオート」の切替ができます。

使用する電池によって威力が結構変わるという情報を予め得ていましたが、電池代を抑える為まずは単三型のエネループを単二型に変換するアダプターを使ってみました。
普通の充電式電池は通常の乾電池より電圧が低いので恐らく威力が弱くなるのだろうと想像できましたが、実際に撃ってみると「今まで購入した10挺の中で一番弱い」ものとなりました。

電動式ナーフが使用する電池によって結構露骨に弾速が変わる、というのは知っていましたのでその後色々と(電池の種類を変えて)試してみたのですが、折角なので別エントリをたてる事にしました。
というのも、その後さらにもう一挺、定番製品ですが電動式のナーフを入手してしまったからです……


・ジャミングについて

弾詰まりの事をジャミングと言いますが、今回これまで購入したナーフ銃では一度もなかったそれが発生しました。
なおこれについても予めアマゾンのレビューなどで把握はしていました。

ただここでちょっと発見がありました。
ジャミングを最初に経験したのが「手元にある複数のマガジンそれぞれにいっぱいまでダーツを装填し、マガジンチェンジをしながら多量に撃とう」などと始めた時だったのですが、
実はそれまで1つのマガジンに12発いっぱいではなく10発だけ装填していた時は一度もジャミングが起きませんでした。

そこでまずは「嗚呼、実銃と同じで満タンにするとよくないのか」などと思い減らしたのですが、それでも駄目。「どういう事?」と色々やってみた結果、
「付属マガジンだとジャミングが良く起きる」「特に付属マガジンのうち片方が必ずといっていいレベルでジャミングが起きる」「最初に使っていた他製品付属の12連マガジンではほとんどジャミングが起きない」「その他社外品の6連マガジンでも起きない」というのが分かりました。

で「一体何の違いがあるんだ?」という事になったのですが、結果分かったのが「マガジンのダーツを押し上げるパーツの精度がモノによってバラつきがあり、ガタつきが大きいものほどジャミングが起きやすい」という事でした。
また、その後(使用電池についての項で触れた)別の電動タイプのナーフを購入した際、付属の6連マガジンはガタつきの大きなものだったのですがほとんどジャミングが起きませんでした。
どうやら装弾数が多くなるほど、バネ(とても弱弱しい)で押し上げられる件のパーツの位置がズレる可能性が高くなる、というのもジャミングに関係しているようです。

また写真は割愛しますが、その後さらに社外品の18連マガジンを購入したところ、こちらは純正品より作りが悪く、18連なのに6発の装填でバネが内部パーツのでっぱりにあたってそれ以上ダーツが入れられないという酷い個体でした。
それに気付けたのはマガジンが透明樹脂製だったからなのですが、バラして形状が不味く内部パーツにひっかかる状態だったバネを強引に変形させて事なきを得ました。

手動でコッキングを行うナーフと違い、電動の場合本製品のように「モーターでベルトを駆動させ、ベルト状のでっぱりでダーツをひっかけて発射」、その後購入した別製品のように「モーターで2つのローラーを回転させ、ダーツを挟み込んで発射」と違いはあるのですが、どちらにせよダーツが「所定の位置に装填される」事が重要となりますので、マガジンのちょっとした不具合が大きくものを言うようです。

構造が単純なだけに、恐らく多くは「ちょっとした分解や工作」で解決できるようですが、そういった面倒が嫌な方は手動でコッキングするタイプを選んだ方がよいでしょう。


・実際色々撃ってみて

色々と言ってもターゲットや窓ガラスや壁くらいしかないのですが、3点バーストは楽しいですし、いちいちコッキングの必要がないのでセミオートでも楽で良いと感じられました。

ただ「楽に次々撃てちゃう」というのがあるので、手動の銃だと「装弾数は6発くらいあれば十分かな」と思えていたのが結構物足りなく感じられます。
かといって毎回マガジンに弾を詰めるのは、6mmBB弾を使うような玩具銃と違い、スピードローダー的なものが存在しないナーフではなかなか面倒だったりもします。
基本的にはダーツを込めた状態のマガジンを複数用意しておいて……というのが妥当なのかと思いますが、前述のジャミングの問題がありますので現状はそれも厳しいところです。


といったところで。

サイズが大きく重さも電池を含めるとそれなりのあるので、対象年齢ギリギリの小さなお子様だとちょっと扱うのが辛いかもしれません。が、オトナならもちろん問題はありません。
またサイズ関係で1点考慮すべきは銃本体が「長い」ところです。ナーフの諸々を収納する為に容量20Lのボックスを購入している自分ですが、本銃についてはパーツ類を全て外しても収納する事ができませんでした。

ただ付属のストックを付けるとしっかり肩あてした状態で撃てその点も良いです。そして何より、セミオートや3点バーストは非常に楽しいです。

大きさ重さと後は価格だけ問題なければ、玩具銃としてはなかなか楽しい一品かと思います。


 

コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント