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Apple AirPods Pro [オーディオ]

思わず買って、思わぬ満足。

※以下で「音」について書かれている箇所はあくまで一個人かつ素人の主観の入った感想であり、さらに管理人は加齢で高い音が聞こえにくくなってきています。ですので「こういう考えもある」程度にお読みください。

初代AirPodsに非常に満足していた事と、AirPodsの利点はカナル型ではないところにあると感じてたので、当初購入するつもりはありませんでした。
ところが、発売直後から大絶賛高評価の嵐。「ほんとか?」という形で気になりだし、気がついたら購入していました。

入手から3週間ほど使ってみての感想となります。

IMG_0488.jpg

文字で伝えたい事が多かったので、今回珍しく写真はパッケージのみしか撮っていません。


・大きさ重さ
充電ケースは横が長くなり縦が短くなり、全体としては少し大きくなっていますが、大差ありません。
初代を使っていた自分にとっての大きな変化は、Qi充電器に対応したところです。
イヤホン本体は若干重くなり、俗に「うどん」などと言われていたノズル部分が短くなり少しすっきりした印象を受けました。

・装着感
カナル型となり、先代AirPodsとは装着感は変わりました。
カナル型の中では異物感や圧迫感は少ない方だと感じましたが、先代と較べると長時間使ったあとの物理的な疲れ、はあるように感じられました。
とはいえ、大きな問題になるようなものではありません。

・使い勝手
片耳を外すと音楽再生一時停止。両耳外すと停止、といったあたりは同じなのですが、先代にあった「本体をタップすると色々と設定したコントロールができる」機能はなくなっています。短くなったノズル部分をぎゅっと摘む事により曲の再生・一時停止、長く摘む事によりノイズキャンセリング・外部音取り込みモードの切り替えはできますが、以前のような曲の送りは今のところできないようです【2019.12.2.追記】曲送り(2回つまむ)・曲戻し(3回つまむ)共に最初から機能としてあったようです。自分が思い込みで不可と勘違いした原因は「説明書を読まなかった」「初代機と違い設定画面で変更できないものだった(設定画面には表示がない)」あたりからのようです。失礼いたしました……

・遮音性
ノイズキャンセリング機能をオフにした状態での遮音性は、先代よりは高いですが、カナル型としてはそこまで高くない、という程度です。基本的にはノイズキャンセリングもしくは外部音取り込み機能をオンにして使う事が想定されているのかと思います。

・音質
音質については基本的なところは先代をベースとしつつ、カナル型になった恩恵として低域の量感がアップしたように感じられました。
先代の音が好みもしくは受け入れられていた方なら問題なく使える音かと思いますが、先代の音が好みに合わなかった方だと同様に合わない可能性があるかと思います。
ポータブルオーディオ好きな方の言うレベルでの「高音質」ではありませんが、個人的には音楽を楽しむのにはまあ十分な音質かと思います。

・ノイズキャンセリング機能
完全左右独立型のイヤホンとしてはかなり優秀な方かと思いますし、個人的には全く文句はありません。
ただカナル型としては遮音性がそこまで高くはない構造である為か、手元にあるノイズキャンセリングヘッドホン(MDR-1000X)と比較すると、キーボードの打鍵音などはちょっと聞こえやすいように感じられました。

・外部音取り込み機能
今回自分が驚いたのがこれです。ノイズキャンセリングの際に外部音を取り込む為のマイクを使って外部の音をそのまま取り込むという機能はAirPods Pro以前の機器でも搭載しているものはありましたし、手元のノイズキャンセリングヘッドホン(MDR-1000X)にも搭載されています。
ただ自分の知っているそれらの機器とは全く外部音の聞こえ方が違いました。

自分の知っている外部音取り込み機能というのは、いかにも「マイクで拾った音を流してます」といったもので、どちらかというと「人に話しかけられた時や、電車や駅ホームのアナウンスなどを聞き取りたい時に一時的に使うもの」でした。
ところがAirPods Proのそれはそういったものではなく、オンにすると「(※基本的に)イヤホン未装着時と全く同じように周囲の音が聞こえる」というものでした。
※一部の空調機器動作音が未装着時より大きく聞こえるといった状況が稀にありました

どうやら想定している用途が違うようですが、ともあれこういった聞こえ方ですと「イヤホンを外さなくても、音楽さえ止めればそのまま外を歩いても危なくない」という状況が実現できるので、モノが小さいだけにうっかり落としたりすると厄介な本機にとっては非常に使い勝手を良くする機能になっているわけです。

また室内などでは外部音取り込み機能を使いつつ小さめの音で音楽を流せば、先代AirPods同様、来客や家庭用電話への着信音なども聞き逃す事なく使えるでしょう。

とにかく飛躍的に左右独立型イヤホンの使い勝手が良くなる機能ですので、素直に驚くと共に「これはいい!」と思いました。


といったところで。

併売されているAirPodsより価格は跳ね上がりますが、ノイズキャンセリング機能はもちろん、外部音取り込み機能がとにかく素晴らしいので、自分としてはどうせ買うならちょっと無理してでもProを選ぶ事をおすすめします。

ただ、AirPodsと違いカナル型となっていますので、AirPodsが気に入った方だったとしても試着はされたほうが良いでしょう。iOS13以降が動くiOS端末ユーザーの方で、気になられた方は是非とも店頭で試着・試聴を。


 

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