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パナソニック 目もとエステ EH-SW56 [家電]

まさかこんなものを買う事になるとは。

twitterでフォローしている方が「アイマッサージャー」について触れられていて、「目の下のクマがだいぶマシに~」といった事を書かれていたのに反応してすぐにリンクを踏んで商品を見に行きました。

お値段5000円という事でさっと買おうという気になれない金額でもありませんし手を出そうとしたのですが、商品詳細ページの説明が明らかに翻訳サイトを通しただけっぽい日本語だったり、価格が「12,880→5,000」となっており「いやその定価は(以下略」といった部分もあり、そこでふと「パナが何か似たようなもの出してなかったか?」と思い出したので調べました。

同じくアマゾンで検索したところアッサリ見つかりましたが、いくつも機種がある中一番新しくて高いものは1.8万円程度(ヨドバシ通販だと2万円超)といったもので気軽に手を出せる感じではありませんでした。
しかし他にもいくつか検索にひっかかった機種があり、どうやら「型落ち品が結構ある」「機能別にラインナップがいくつかある」というのが分かったので軽く調べる事にしました。


俗に「アイマッサージャー」と言われているものの主な機能は、1)物理的なマッサージ機能 2)目の周辺を暖める温熱機能 あたりのようです。
その他中華メーカー製のものには「Bluetooth接続での音楽再生機能」があったり、パナソニック製のものには「スチーム機能」があったりするようでしたが、メインはその2機能のようでした。

「じゃあパナの製品で2機能を積んだうえでお値段納得いくものでいいか」となったのですが、パナ製品、何故かアマゾンのレビュー欄だと評判が芳しくありませんでした。
色々書かれているようでしたが指摘のメインは「マッサージ機能(パナの場合は空気圧等ではなく振動)が弱すぎる」「温熱機能が全然熱くない」といったものでした。

「嗚呼そうなのか」と一瞬思いましたがすぐに「いや、そんなの技術力不要なものだから、パナ機は『敢えて』そうしてるんじゃないのか?」というのが頭に浮かびました。
「そもそも目やその周囲って非常に扱い気を付けなきゃいけないもの。特に目なんて直接脳に神経繋がっているのだし」と思い「むしろ『こいつは強力だぜ』なんて刺激(や熱)があるのって不味い事になるケースがあるのでは?」などという考えに至りました。

まあ実際のところどうなのかは分かりませんが、自分は目の周囲に関してマッサージを受けた事もなければ、ドラッグストアで扱われているような温熱シートみたいなものも全く使った事がありません。そういう人間が初めて使うのであれば、むしろ諸々弱め(優しめ)と評価されてる機器の方がいいのでは……と考え、あとは価格との兼ね合いで標題機種を選びました。

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外箱はオッサンが使うものではない感が漂います。

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中身は本体に充電器、ミスト機能の為の板状パーツ、お試し用のアロマカプセル、座って利用する場合用の固定バンド、それにフル内容の記載された紙の説明書類、となります。

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充電中の様子です。充電時間は1時間、その状態から2回分の使用ができるようです。また充電器は中国製、本体は最近の家電には珍しく日本製でした。

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サイズ感を見る為iPhone8と並べるとこんな感じです。VR用のゴーグルより小さく、寝た姿勢で使う場合はバンドを装着せず軽く顔にのせるかたちで使うようです。


さて。実際に使ってみました。

結果から言うと「自分にはこれくらいでちょうど良かった」というところです。
一度や二度の利用で「目の下のクマが」といった事になる機器ではないと思うのでそういった効果はまだ分かりませんが、目の疲れをとるとか目の周囲の肌に潤いを与えるといった役には立ちそうな感じがしました。

で自分にとっての大きなポイントは「マッサージ機能(振動)も温熱機能もこれくらいで十分。むしろコレよりキツいと厳しい」と感じられた事です。

まずマッサージ機能ですが、携帯電話やスマートフォンのバイブレーション機能のような振動が、運転モードによって違う周期で震え方を変えながら続くといった感じです。
確かに強い振動ではないのですが、これが12分(クイックモードだと6分)続くので、途中で「嗚呼これ以上強かったら多分キツい」と感じられました。

次に温熱機能ですが、本機を顔の上に載せた際にちょうど目の下のあたり、顔の中で一番皮膚が薄い部分にあたる箇所が熱を持ちます。本機では2つの温度設定があり標準では低い方なのですが、実際に熱を持ち出すと低い方でも十分に感じられました。
また実際に発熱するのはその部分だけなのですが、密閉状態に近いかたちで本機に覆われた瞼を含む目の周囲全体がじんわりあたたくなるので、これも「12分続く事を考えると十分だなあ」と感じられました。

最後にパナ機特有のミスト機能ですが、ミストと言ってもそんなすごいものではなく、メッシュ様の板状パーツを水に濡らし、それを本体内部、ちょうど瞼の上にくるあたりに装着すると、前述の温熱機能で本機と顔の間の空間の温度が上がり水が蒸発する……といったかたちのものです。
が、それでも12分の使用時間が終わって本機を外すと瞼とその周囲はしっとりした感じになりました。


因みに。
説明書を読むと、巷の評価では「弱い」「低い」と言われている本機(パナ機)ですが使用に際し注意を払うように、という旨の記載がかなりあります。

恐らく振動機能との兼ね合いかと思いますが「強度の近視の方」「以下に挙げる病気の方(白内障等の記載)」「レーシックを受けている方」は使わないように、といった内容や、利用の頻度について「はじめは週に2~3回、1ヶ月程度以降は毎日1回を目安に。但し状況に応じて調整を。使い過ぎは却って肌によくありません」といった事が書かれていました。



といったところで。

目に見える即効性のある機器ではないと思いますが、前述のような程度の効果が感じられた事と、巷の評価とは違い自分にとっては「この程度の振動と温度でいい」という具合だったので良かったです。

使った場合の刺激の感じ方は人によって違うと思うのでそこは何とも言えませんが、所謂アイマッサージャーを初めて使うという方は、お値段お安さにつられず、比較的刺激が弱いとされている本機のようなパナソニック製の機種を選ぶのはひとつアリかと思います。

じっくり使っていこうと思います。




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