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茶楽音人 Co-Donguri Balance 2.5mmプラグモデル [オーディオ]

ふらっと購入。

※以下で「音」について書かれている箇所はあくまで一個人かつ素人の主観の入った感想であり、さらに管理人は加齢で高い音が聞こえにくくなってきています。ですので「こういう考えもある」程度にお読みください。

以前初代機を購入した際は「ちょっと癖が強いなあ」と感じていたのですが、巷の評価ではちょっと音が変わっているようだった事と、現状メイン機として使っているDP-S1がアンバランス接続だとDAC等シングル動作になってしまうのもあり「お手頃価格でバランス接続対応ならちょっといいかな」と思い購入してみました。

IMG_0801.jpg IMG_0802.jpg

梱包はこんな感じで、付属品は交換用のシリコン製イヤーピースのみとなっています。
なお付属のイヤーピースが以前のSpinftからfinalのEタイプに変更となっていました。

では早速音について。DAPはオンキヨーのDP-S1を使い、安い変換ケーブルを使ってアンバランス接続でも聞いてみました。再生する音源は毎度の如く色々、です。
また似た価格帯のものとの比較、という事でfinal E2000とも比較しました。
なお初代機も慣らしが必須と思える音でしたので、今回も到着直後に少しだけ試聴し、その後100時間超経ってからの感想となります。


結論から言うと、初代機に較べると個人的にはより好みの音となったように感じられました。

初代機は女性ボーカルかそれより少し上のあたりにピークがありそこが「癖が強い」と感じられていたのですがそのあたりは大人しくなり、また低域の量感は増えたように思います。
バランス接続対応の恩恵もあるだろうと思われたので変換ケーブルを使い無理矢理にアンバランス接続として聞いてみましたが、全体的な傾向は変わらないようでした。

バランス接続の方が音の分離が良く個々の音がハッキリ聞き分けやすくなりますが、場合によってはアンバランスの方が好み、という方もいそうです。

final E2000との比較ですと、アンバランス接続でもバランス接続でも低域の量感はE2000の方があり、アンバランス接続同士での比較だと全体的に音がタイトなのはE2000、と思えました。バランス接続だと本機の方が中高域はハッキリするのですが、好みでどちらを選ぶか……の範疇に思えました。

概ね自分の好みに近い音でしたが、一点「あ(これはちょっと…」と感じられたのが「あまり音の良く無い音源でキーの低くない女性ボーカル」について、金属的でちょっと聞きづらいように感じられた点です。
女性ボーカルであっても低めの声の方、また録音が悪くない(普通)のものだとそういった印象ではなかったので「ソースによっては中高域で(比較的はっきりとした)違和感を感じる可能性がある」というところでしょうか。

あとは実験、という程でもありませんがイヤーピースを付属のfinalEタイプから手元にあったSpinfitに変えてみました。
標準のfinalEタイプと較べると、体的に音がタイトになり中高域が特にハッキリする、という印象を受けました。
ですが「全体的にバランスが良くて聞きやすい」という点では標準のfinalEタイプの方が向いているように感じましたので、好みで場合によっては変えてもいいかも、というところかと思います。


といったところで個人的には割と良く感じられたのですが、5000円前後の価格帯は今や「良いもの」が目白押しとなっていますのでその中で本機が一番かというとそれは何とも言えないところです。
ただ本機にはバランス接続対応という利点がありますので、バランス接続対応のDAPをお持ちの方が「5000円前後で何か1本」というのであれば一聴の価値はあるかと思います。

自分としては、DAPはDP-S1を使う際に、AKT8iE mkIIを動員するほどの気分(?)ではない場合に使う1本として重宝する事となりそうです。




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