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LEDLENSER P7R [ライトとか]

遂に1000ルーメン&充電式。

先のエントリでとりあげた、常時持ち歩く用に購入したLUMINTOP Elfinのせい(?)で「フラッシュライト欲」に火がついてしまったようです。

そこで当初は「とにかく明るいものを!」という事で探していたのですが、当たり前の話ながら「光量(ルーメン数)が全てではない」というところで、実際の利用シーンなんかも考えながら「ハイモード利用時に無茶な減光をしないほどほどのサイズのもので、1000ルーメン越えの機種を……」という事で探した結果、標題機種を選ぶ流れとなりました。

ポイントは、

・最大光量1000ルーメン

・最大光量からの減光時に無茶な落ち方をしない

・最大光量一択ではなく、必要に応じて光量切替ができる

・その気になれば苦にならず持ち歩きできる程度のサイズと重量

・ワイド/スポットの切替

・1万円台の価格

・充電池が付属し使える


といったところです。

昔は充電池専用の機種は「非常時に困る」などと毛嫌いしていた自分ですが、よくよく考えるとそんな非常時には既にCR123Aや単二~単四電池を使うライトを複数持っている自分なので困りません。
またそういった時でもある程度の期間使いたいのであれば充電池を買い足しておけばまあなんとかなります。
何より1000ルーメン越えとなると現状、基本的には充電池を使う機種が大半ですのでこれをOKとしない限り恐ろしく選択肢が狭くなってしまう、というのもありました。

そんなわけで。

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梱包は紙製のしっかりした箱でした。

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付属品等内容物一式はご覧のような具合です。
本体・18650充電池・ストラップ・ナイロンホルスター・USBマグネットチャージャー・充電用ブラケット・充電用ブラケット壁面取付用両面テープ・各種説明書(多国語表記)等となっています。なおACアダプタは付属しませんが、汎用のUSB接続タイプのものを使えば問題ありません。
付属物を除きバッテリーが2年、それ以外は5年(ユーザー登録すると7年!)保証だそうです。

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バッテリーはこんな具合に装着します

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マグネットチャージャーをUSB接続のACアダプタに挿すと、青色のLEDが常時点灯となります。
ここに充電池をいれた本体尾部を近づけると、磁石の力でぴたっとくっつきます。充電中は本体LEDが赤く点灯、完了すると緑に点灯します。

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iPhoneSE・先のエントリでとりあげたLUMINTOP Elfinと並べるとサイズ感はごらんのような具合です。CR123Aを2本使うフラッシュライトを太くした感じでしょうか。
それなりのサイズ感ですが、片手で楽に扱え「持ち運ぶ必要がある」となった時は鞄にほりこんで普通に持ち歩けるサイズです。また本気(?)で持ち歩く必要がある事態になった場合は付属のナイロンホルスターを使えば腰(ベルト)につけられます。

照射パターンの写真はありませんが、実際に使ってみました。

比較対象は、LUMINTOP Elfin(520ルーメン)・SUREFIRE Titan Plus(300ルーメン)・SUREFIRE E1B BackUp(80ルーメンモデル)・SUREFIRE E2DL(200ルーメンモデル)です。

結論から言うと、まあ明るいです。数分で減光してしまうとはいえ、1000ルーメンは明らかに手元のフラッシュライトの中では群を抜いて明るいです。

本機は公式には最も光量の大きい状態で1000ルーメン、という以外数値的なものが明らかにされていないようですが、E2DLと較べて同程度に見えましたのでミドルモードで200ルーメン程度はあるようです。ローモードはがくっと暗くなるのですが、こちらはLUMINTOP Elfinのローモード(15ルーメン)より少し明るい程度でしたので、20ルーメン程度でしょうか。(あくまで推測です)

このメーカーお家芸のスポット・ワイド切替についてはハイモードやミドルモードであれば十分過ぎる若しくは十分な明るさを伴った有用なものと感じられました。


マニアの方には今更かと思いますが一点注意が必要とすれば、本機のスポット光は、スポットと言っても比較的短い距離からすぐに拡散を始めるものですので、特殊な集光レンズを装備したSUREFIREのE1BやE2DLのような「10m程度までの距離ならすっとまっすぐのびていく」ような光ではない、というところでしょうか。

スポットにした場合は中心光が明るめなのでその他の超小型な二機種と較べると少し飛びますが、前記SUREFIREの二機種と較べると明らかに拡散光です。但しハイ・ミドルの両モードであればその明るさもあって10m程度までなら十分「広がってはいるけど飛んでる」という印象です。

実のところTIRレンズを使った機種のすっと真っすぐに伸びていく光はテンションの上がるものですし公称80ルーメンのE1Bであっても中心光は「眩しい」というレベルが確保できたりして凄いものではあるのですが「真っ暗もしくは薄暗い場所で安全を確認する為に使う」という実用途からすると結構使い辛いものだったりもします。
特に室内やあまり距離のない場所を照らす場合、TIRを採用したライトですと「眩しい」と感じる場合が結構あります。(その場合はローモードを使う等して回避はするのですが)

1000ルーメンや200ルーメンといった光量に物を言わせて至近距離でタクティカルライト的な使い方もできなくはなさそうですが、どちらかというと「普通に暗い場所を照らす」という使い方の方が向いているように思えました。
ワイドな状態ですと3m程度の距離でちょうど直径3m程度の円状にほぼ均一な照射ができますので、1000ルーメンのモードですとかなり実用度もある感じです。
なお、昔の同社製品は特に顕著だった気がしますが、スポット状態で至近距離ですと
「光が四角い」のが見て取れます。とはいえ昔ほど露骨ではなく改善されているように感じられましたので、個人的にはOKです。

一応「じゃあ1000ルーメンはどの程度の時間維持できるのか?」というのも試してみたのですが、一度試した程度では「X分程度」というのを確定できませんでした。というのが「突然がくっと暗くなる」のではなくどうやら徐々に絞り込んでいく」という減光の仕方だったからです。

5分程度使った時点でLUMINTOP Elfinのハイモードど同程度まで「いつの間にか」落ちていましたので、いきなり200ルーメンのミドルやそれ以下に落ちるのではなく、徐々に500ルーメン程度まで絞り込まれるようです。

むかあしのこの手のフラッシュライトと違い、ハイモードでほったらかしにしていると「火傷しそう」なくらいにヘッドが熱くなるといった事を避けているようですし、一段階と思われる程度の減光時点では十二分に明るいものですので、実用面を考えるとなかなか良い具合に感じられました。


といったところで。


無茶な明るさと実用的な使い勝手を備えた1本、という事で満足しています。メーカー純正品ではないですが18650充電池も2本追加で購入しましたので「普段使いの明るい1本」として遠慮くなく使っていきたいと思います。


 

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