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FUJIFILM スマートフォン用プリンター “スマホdeチェキ" instax SHARE SP-3 [デジカメとか]

ウェーイ。

3月中にやたらものを買ってるのはどう考えても仕事のストレスからくるもんですが、購入してるものは大半が「以前から気になってたもの」なのでまあいいでしょう。(よくない)

標題のスマホ用のチェキプリンターについては、これまた物欲番長スタパ齋藤さんの記事が後押しとなりました。


スタパ齋藤の「スタパトロニクスMobile」 - 写真は四角がキマる! スマホ用プリンター「スマホdeチェキ」(impress)


「真四角チェキ」については、以前に普通サイズのチェキフィルムを使うロモのアレを買った直後から話はでており、その後そのフィルムを使うカメラや標題プリンターが発売となっていました。

それは知っていたのですが当時(といってもそんなに前じゃない)の自分は「アナログでフィルムだから意味があるんだろ!」などと思って全く食指が動きませんでした。
しかしその後ロモのアレで写真を撮るのが「楽しいけどとても難しい(=失敗写真量産)」等もあり、さらに1年程経った今では「その時撮りたいと思ったものが綺麗に撮れればいいや」とかなり軟派なノリになっていた為、前述記事を読んだ結果の購入と相成りました。

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アマゾンで購入しましたが、ご覧のように梱包が雑で梱包箱の中で本体箱と同時購入のフィルムが「自由に動きまくれる」状態だったので「これ大丈夫か?」と不安になりましたがとりあえず動作はしました。

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同梱物やサイズはご覧のような具合です。今回は本体と同時にフィルムを2パック(20枚)購入しました。

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バッテリーは充電式で同社製のコンデジで使われているもののようです。充電中はご覧のようにLEDがオレンジ色に点灯します。
充電器は付属しませんが、付属のUSBケーブル等での充電となります。


製品本体の質感等は特に悪くはないと感じましたが、先に挙げた物欲番長の記事にもあるように、バッテリー収納部のフタがかなり心もとないつくりです。
後は充電用のUSB端子カバーが昔のケータイのカバーライクな「そのうちちゃんとしまらなくなりそう」な軟質樹脂製だったのも個人的にはマイナスポイントでした。
が、どちらも大した問題ではないでしょう。


iOS/Android用の専用アプリを使ってスマホとBluetooth接続して使う製品ですが、アプリ自体は機能は多くないもののシンプルで使いやすくまあ問題ないと思えました。

ただ一点自分が使っていて気になったのは、プリンタ本体のとある仕様でした。それは「オートパワーオフまでの時間が短い」という事です。

アプリの方では「複数枚の写真を選んでおいて一気に印刷」とかはできませんが、基本プリンタが「1枚ずつ印刷する」というものなのでそこはあまり問題ではないと思います。
が問題なのは「次はどの写真をプリントしようか」と迷っているうちに、プリンタの電源が切れてしまうところにあります。

そこに気付かないと、プリントしようとしてもできない、となる事があったからです。きっちり計測できていませんが、数分で切れるような印象です。
もちろん再度電源投入でいいのですが、そうするとペアリングからやり直しになるので、ちょっとした手間とはいえ「何かスムースさ・お気楽さに欠ける」のがちょっとなあ……と思ってしまいました。

バッテリーの消耗を抑える為の措置かと思いますが、可能ならファームウェアアップデートとアプリの改修で「オートパワーオフのオンオフを選べる」ようにして欲しいなと感じました。

しかし逆に言うと使い勝手部分の難として感じたのはその程度でした。


次にプリントされたものの品質ですが、これについては当初結構ガッカリしてしまいました。
というのも、高精細でないのは分かっていましたし問題なかったのですが、どうも「何をプリントしても色が赤みがかかる」というのがあったからです。

これについてはスマホで撮影した元データをPCに持っていて確認もしたので間違いないのですが、色味が赤に転ぶ傾向があるようです。
先にあげたロモのアレやら、他の方が撮影した普通サイズのチェキなんかを見る限りそんな印象がないので、これはプリンタでそういう色味が出るようにしているのか、フィルムがそういうものなのか……は分かりませんが、個人的にはもうちょっとニュートラルというか撮影画像のままを反映して欲しいところです。

が……これについては何枚もプリントしているうちに「まあこういうものなんだろう」「ならば赤みがかるのが気にならないものをプリントすれば」といった考えに(自分は)変わっていきました。
というのがこれまたスタパ齋藤さんが書かれているように「何か真四角写真は何やってもキマる(気がする)し楽しい」からです。

まあこれについてはかなり「個人的な考え」なので何とも言えないところなので、気になる方は店頭で実際のプリント結果を見るか、プリントさせてくれるお店がもしあれば試しにプリントさせてもらうべきでしょう。

自分としては結局気に入ってしまいあれこれプリントしまくっているのですが、こうなってくると一番大きな難は、現状フィルムの値段がやたら高いところでしょう。
実売ベースで通常サイズのチェキの倍くらいして、だいたい1枚あたり120円前後となるのは……まあチェキ(カメラ)と違って失敗写真がないのは救いですがなかなかに厳しいものがあります。


その他、本体とフィルム以外にもあれこれ買いました。

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アマゾンでは売り切れていたので別所で同時に純正のフォトスタンドを購入しました。
以前購入した同じく純正の普通サイズチェキ用のスタンドに較べるとかなり作りが簡素ですが、その分安く、写真を飾る事を目的にするだけなら問題はありません。

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現状、純正の真四角チェキ対応アルバムに「コレ」というのがなかったので、メーカー不明(中華製)のアルバムを買ってみたところ、内部のスリーブが思いっきり折れ曲がった状態だったりしてどうしようもない状態でした。
結局別の日本製メーカーのものをさらに注文する事となりました。

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その後届いたこれまた非純正のアルバムがこちらです。また純正フォトスタンドは普通に使える感じだったので2つ追加購入しました。
なおこのアルバムは真四角チェキ専用ものではなく、正方形プリント用のソレなので、スリーブ部分のサイズがひとまわりほど大きいのですが、実用上問題はないです。


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といったところで。

オートパワーオフの難や、プリントの色味等ありましたしフィルム価格の高さも確かに厳しいのですが、物理的にプリントされたものを眺める楽しさや縦横比1:1写真の魅力もあって、結局かなり気に入ってしまい、さらに何パックもフィルムを買ってしまっています。

高画質なデジカメで撮影したものを、きっちりとしたプリンターやプリントサービスで印刷するのももちろん良いのですが「画質よりも記憶」といった風情で撮った写真をさっと物理的なプリントにできてしまう楽しさと、1:1画角の楽しさはなかなか良いものがありますので、興味を持たれた方は(フィルムの価格だけは考えた上で)是非。




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