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ミニを手放しました。 [ミニ]

今までありがとう。

18年間乗って(持って)きましたが、とうとう年の瀬の今月末に手放しました。

売却先はずっと面倒みてもらってたショップで価格は25万円。
年式と走行距離の極端な短さ、さらに販売されている中古車の価格などからすると「もっと高く売れたのでは」という気もしますが、それはもういいです。

乗ってどこへ行った、何があった、といった思い出もたくさんありますが、それもここでは割愛します。

ここ数年は「点検に出す時にしかほぼ動かさない」といった酷い扱いになっていましたが、それでも目の前から完全になくなると寂しいものです。
18年もの間手元にあったせいか、手放した時の喪失感というのは自分が想像していたよりも大きなものでした。


その25万円で「何か買おうか」と考えもしたのですが「あの車を手放した代価で買う程のものではないなあ」となり結局何も買ってはいません。
「できるだけ永く使えるようなものならいいんじゃないのか」「徒歩と公共交通機関以外の「アシ」も必要なのでは」とバイクや自転車なども見てみましたが、やはり心動くものがありませんでした。


唯一少し心が動いたのが、ミニの足回りで通常の車のコイルスプリングの代わりに使われている「ラバーコーン」を発明したアレックスモールトンが興したメーカーから発売されている自転車でした。

その存在は以前から知っていましたが「とにかく高価」「サイズの小さいラバーコーンが使われている」くらいしか知らなかったので調べてみました。

結果マニアの間で「お城製」などと呼ばれている完全ハンドメイドのモールトン製、イギリスの自転車メーカー、パシュレーにライセンス供与し生産されているもの、さらに日本のブリヂストンにライセンス供与されて日本で生産されているもの、とおおまかに三種あるところまで分かりました。

ミニを手放して得た25万円ですと、パシュレー製の一番安いグレードの、つるしのモデルがせいいっぱいのようでした。ブリヂストンのならそれよりは安いのですが、それでも18万円程度と23万円程度のどちらか、というもので非常に高価。
ただラインセンス供与とはいってもちょっと調べてみると「共同制作」のようで、ブリジストンがソレ用のサスペンションやタイヤを開発するなどかなりしっかりとしたものなので、ブリヂストン製「ブリヂストン・モールトン」でも十分良いもののようです。

「その筋のマニアではないという意味での普通の人」である自分にとってはあまりに高価な自転車ですし、小径でない自転車(=かつて乗っていたMTBや一般的な小径自転車など)ならもっと性能の高いものが買えてしまう価格です。
ですので少し心動かされているものの、購入に踏み切る事があるとしてももっと時間をかけて、という事にしました。(ブリヂストン・モールトンは恐ろしい事にヨドバシ通販で買えてしまいますが、最低でも試乗はちゃんとしよう、と思いとどまりました)


ともあれ。


mini171229.jpg

長い間ありがとう。




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