SSブログ

Withings Steel HR・Body Cardio [その他買い物]

所謂、活動量計と体組成計。


健康診断の結果、胃に人生初のポリープが見つかった。また、デヴ度が大きく増していた。
前者は胃カメラという別の検査を自腹で受けてポリープの正体を突き止める必要があるが、後者は普通に努力するしかない。

ちょうど数日前あたりから某通販の夜中セールで値段の下がっていたAndroid Wear端末などを見ていたので、標題のうちの前者は流れで購入。その後、前者と同じアプリで計測結果を連動できると知り、後者も購入となった。

メーカーがフランスだからかどちらもデザインは洒落ているように見える(気がする)。
実際数日使って見て感じた事についてそれぞれ書いていきたい。


・Steel HR

DSCF0417.JPG DSCF0418.JPG

DSCF0419.JPG DSCF0421.JPG

DSCF0426.JPG

スマートウォッチのくくりにいれられる事もあるようだが、内容としてはフィットネス関連の活動量計と言った方が良いだろう。
モーションセンサーと心拍数センサーを内蔵し、それらを使ったデータがとれスマホの専用アプリやiOSやAndroid標準のヘルスケア関連アプリとも連動する……てあたりはよくある代物だ。

設定(専用アプリへの登録)は、スマートフォンに専用のアプリをインストールしBluetoothオン状態でアプリから行えば特に面倒や問題はなかった。

ポイントは、写真で分かるように時計寄りで普段使いに支障のないデザインと、スマートウォッチではなく活動量計という事で機能を絞った結果バッテリーのもちが良い点だろう。

一応「通知」も受け取れるとの事で「音声通話着信」「SMS着信」「スケジュール(恐らくOS純正のカレンダーのそれ」の通知をうけとれるという事になっているが、何れも現状試せていない。
盤面の単色液晶表示部が小さなものなので、何れも「とりあえず通知を確認できる」程度のものだけに、やはりこの製品は「時計らしいデザインの活動量計」と捉えるのが適当だろう。

到着より二日間ほど、入浴時以外は腕につけっぱなしでいるが、特に不具合は感じていない。モーションセンサーを利用した就寝時の眠りの浅い深いなんかを見る機能も特に問題なく動いているようだし、心拍数や歩数なんかも同様だ。

付属のシリコン製バンドは「ぺろんぺろん」とした質感であるのと汚れが目立つのは難だが、形状が良いのかしっかり腕にフィットしてくれるので心拍数センサーがきっちり機能するのに一役かっているように思う。
但しこれは当然だが蒸れるので、自分は早々にサード製の「ミラネーゼループ風バンド」に交換した。

見た目の印象は悪くなく、本体もかなり軽いので実用上も悪くない本製品だが、2万円少々という価格もあってか風防部分はサファイアクリスタルではいし、軽さもあって「高級感」はない。が個人的には特に問題にならないので満足している。

現状使っていて自分が気になったのは二点「充電用の専用端子が外れやすい」「バッテリー残容量表示があやしい」というところ。
前者はAppleWatchのような磁石内蔵の専用ケーブルで本体裏面にくっつくのだが、AppleWatchのそれほどがっちりくっつかない上に重さも軽いので結構外れやすいしぴったりつけづらい。だがこれは充電の頻度がAppleWatchほど高くないのでそう問題でもない。

後者も恐らく大きな問題はならないが、ちょっと気になった。そもそも満充電にしてから使い始めようとしたのだが、何故か残容量が96%より増えなかったので仕方なくそこから使い始めたというのが一点。
さらにその後も、時間経過に従い残容量は減っていくのだが、何故か残容量が「回復」したりとどうにも表示が怪しい。ただ現状だと丸々二日間ほど使って15%程度の減少なので、それで計算すると公称値の25日に近い日数もちそうなだけに、あまり問題にはならないだろう。

「活動量計は欲しいが『いかにも』なデザインで普段使いで目立つのはちょっと」という方にはなかなか良いんじゃないかと思う。
因みに心拍数センサーのない機種はもっと安いので、心拍数センサーが必要ないという方はそちらも選ぶのもありかもしれない。


・Body Cardio

DSCF0422.JPG DSCF0423.JPG

DSCF0425.JPG

所謂「体組成計」で、通常の体重計以外に他のデータもとれるものだ。またBluetooth及びwi-fi機能を搭載していて、同社のクラウドサービスを利用&wi-fi設定をしておく事により「のって計測すればデータを同期してくる」というのが特徴だろう。自分もその「のれば後は何もしなくてよい」ところにひかれて購入した。

電源は乾電池利用ではなく、本体右側面にmicroUSB端子があり、ここから充電する。バッテリーは満充電で1年程度持つという情報があったが実際のところどの程度もつのかは現状不明だ。

デザインは活動量計の方同様になかなか洒落たものになっているが、足を載せる面がガラス素材のようなので、その点でちょっと汚れは目立つかも。

設定(専用アプリへの登録)は活動量計同様特に面倒はなかったが、体重計を兼ねるだけに「家族全員のデータを計測してクラウドサービス利用」をしようとすると多少設定の面倒があるようだ。天涯孤独な自分には関係ないが……

機能としては「体重」「体重推移」「体脂肪率」「水分量」や「心拍数」「骨量」「筋肉量」さらに「脈波伝播速度」「天気予報!」などを計測・表示できる。またそれらのうちどれを表示するかの設定も行える。

wi-fi環境があれば計測結果がクラウドサービス経由でアプリで表示できる(Bluetooth接続での同期の場合はアプリと同期した上でそこからクラウドサービスへ同期)のは、やはり手間がなく楽で良いと思えた。

反面気になったのが、体重と心拍数以外の数値だ。本体裏面に貼られたシールに思いっきり「推測値となります」なんて注意書きがあったりするだけあって、どうも自分の環境では「体脂肪率」が実際のソレよりかなり低く出るように思えた。

この機種を買う前に使っていたタニタ製の体組成計よりも、だいたい5%以上低く出ているような……もっともコレはタニタのそれが足の裏面だけではなく手で握るセンサーも使って体全体で計測するとか、部位ごとに独立して複数回計測するとか、より正確に数値がでるつくりになっているのに対してこの機種は足の裏面だけだからってのはありそうだ。

自分の場合、足の脹脛あたりの筋肉は他の箇所より多くまた腹回りの脂肪が増えてるのは分かっているので、恐らくそのあたりが計測値の大きな違いになっているのだろう。
とはいえ、体脂肪について増減の傾向を掴む程度以上の計測結果を望むのなら、この機種は外した方がいいように思う。
【2017/4/10追記】体脂肪率だが、少々調べてクラウドサービスの設定画面で「体組成モデル」を「2011 Japanバージョン」に変更したところ、タニタのそれに近い現実的な数値(それでも1~2%程低いが、それこそ計測方法・精度の違いのせいだろう)が出るようになった。


といったところで。難はそれぞれなくはないが、個人的にはそれ以上に利点の部分が大きいので、これらを使って自分の体の変化を気にしていこうと思う。

なお両者共に設定はスマートフォンの専用アプリからしか行えないので念のため。スマートフォンを持っていても専用アプリが対応していない古いバージョンのOSを積んだものだと使えない可能性がありますから……


 


コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント