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Cayin N3 [オーディオ]

勢いだけでまたDAP購入……

※以下で「音」について書かれている箇所はあくまで一個人かつ素人の主観の入った感想であり、さらに管理人は加齢で高い音が聞こえにくくなってきています。ですので「こういう考えもある」程度にお読みください。


何やってんだ。(とりあえず自分に言い聞かせておく)


……巷での評判が良かったのでまた、というのとDAP代わりのLG V10の音質に特段の不満はなかったものの「やっぱりでかいし重い」というのがあったのでまあ。

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箱は最近よくある小奇麗なもので、付属品は「USBケーブル(typeC→USB-A)」「シリコン製カバー」「液晶保護シート予備(1枚は貼付済み)」「説明書」「保証書」に加え「ハイレゾロゴシール」と、ひととおり+何のためかよく分からないものまで。

本体は基本的に金属製筐体だが側面ボタンは樹脂製で、背面は革っぽい仕上げとなっている。

実のところ、シリコンケースや背面の革風仕上げ部分のケミカル臭、側面ボタンのたてつけ(指で水平方向に動かせる遊びがある)、組み立てに使われている接着剤のはみ出し、箱内に小さなゴミ(?)が入っていたり本体に汚れ(触れば軽くとれる程度もの)がついてたり貼付済み液晶保護シートに大きなホコリが入ってたり(1つだけだったのでセロテープで取り除いたが)……と「中華っぽい」クオリティではあるので、そこらを気にする方は手を出さない方が良いかもしれない。

本体は手に持つと見た目の印象に比して軽く、その点やボタンの「たてつけ」のせいもありチープといえばチープ。
液晶は少し色味が薄めなものの極端に青や赤に転んだ色味ではないので個人的には問題なし。ただ、曲名等の表示エリアが黒帯を伴ってジャケット画像に被っている為、ジャケット画像を全て表示できていないのはちょっと残念だが、まあ実害のあるレベルではないので個人的にはコレも許容範囲。

また既に各所で言われている「タッチセンサー式ボタンの誤操作」は片手で行うと確かに酷いのだけども、基本的にDAPは両手で操作する自分には慣れてしまえば問題はなかった。
逆に「押しっぱなし(さわりっぱなし)」だと連打と同じ扱いになるようなので「アルバム一覧」を多用する自分には有難い面もあった。

なお現時点ではapt-X対応というBluetooth接続についてはまだ試していない。


といったところで音を。比較対象はDAP代わりに使っているLG V10(もちろんESS製のDACオン)で、イヤホンはKlipsch X7を使った。
また到着直後と20時間程度の慣らし後で音に変化があった(気がした)ので、一応音については後者の状態についてという事で。
音源については、CDからリッピングしたFLACと、24bit/96kHzのハイレゾ音源をあれこれ。ネイティブ再生ができるというDSD音源については未確認。

結論から言うと手元にあるスマホや直近で手元にあったDAPなんかと較べると、

LG V10>Cayin N3>>Shanling M1>iPhone SE

といった感じだった。

LG V10と感じられた差としては「音の分離」の部分が大きかったのだけども、到着直後はともかくある程度鳴らしっぱなしで放置した後では、音の分離や定位が分かりやすい曲を聞いた際こそしっかり違いが感じられたものの、そこまでではない多くの曲ではあまり差が感じられなかったので、ちょっと驚いた。

また数年前の似たような低価格帯DAPにありがちだった「クリアなのではなくただ単に硬い音」ではなく、適度に柔らかみのある音であり自分的にはかなり好みだった。但し硬い音が好きな人には「ぼやけた音」という印象になってしまうかもしれない。

好みは別にして音質としては当然の事ながらもっとコストのかかっているようなDAPよりは落ちるが、2万円(をギリギリ切る)という価格を考えると上出来に思えた。

全般に漂う中華らしいノリとタッチセンサーボタンの挙動さえ許容できるのなら、2万円という価格に比して良い音かと思うので本体のコンパクト軽量さ含めて、なかなか良いと思う。

しかしそのコンパクトさや側面の物理ボタンから「外で気楽に片手で扱いたい」という方も多いかと思うので、音質の確認以上に、タッチセンサーボタンについて店頭で試用された方が良いかと思う。


 

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