PlayStation4 Pro・購入

初代の時と状況は同じ。

ストレスからきた買い物。「いずれ買うけどまだいいかなあ」と思っていたのも、思えば初代PS4と一緒。ともあれ……

　

初代PS4とのサイズの違いは梱包箱や縦置きスタンドなんかも含め、ご覧のような具合です。
サイズは幅と奥行きがそれぞれ2cmほど大きく重さは公称値だと500g重くなっている程度なのだけども、手に取ってみるとProの方がずっしりくる感じです。
重さは持ち歩くものじゃないので大した問題ではないですが、サイズについては初代でギリギリなスペースに設置していた場合問題が出る可能性もありそうです。

本体以外だと付属のコントローラーもちょっと違いがありました。
初代機付属ものもでは艶アリだった樹脂パーツが艶消しとなって汚れが目立たなくなっていたり、コントローラー中央のパッドボタンのパーツが半透明となっていて初代機付属のものだと利用時には確認しづらかった動作状態を示すLEDの光が透過して確認しやすくなっていました。細かいところに改善がはいっているようです。


後は付属品ではないですが、別途購入した縦置きスタンドについて。
今回購入した対応品は底部に2つのロック機構があったりた結構しっかりとしたつくりだった初代に対し、単なる樹脂製の板といった具合でした。
また本体との間に別の樹脂製アタッチメントをかます事によりProだけではなく同時期発売の通常版PS4でも使えるようになっており、かつ固定はコインで絞め込むようなビス1本のみでした。
機能すればいいものなので問題はないですが、価格が初代機用と同程度だったので個人的には「コストダウンかあ。何だかなあ……」という感じではありました。

　

さてわざわざ初代機からProに買い替えようと思ったのは、対応したソフトだと画質が良くなったりフレームレートが上がったりという違いが出てくるものもあるという話だったからなのですが、実際使ってみての感想は……ちょっと微妙でした。

一応PSVR対応のソフト、非対応のソフト共にPS4 Pro対応のものを持っていますがどれも「ちょっと綺麗になったかな……」という程度の感触だったからです。
但しコレについては、すぐ売却した為にきっちりと初代機との比較ができていない事、さらにPSVR対応以外のソフトで本領発揮する為には4KやHDR対応のテレビ（ディスプレイ）がないといけない事、等々あるのでハッキリとは言えないところではあります。

ただそんな中でも「あ」という感じで見た瞬間に違いが分かったのが、ゲーム動作時ではなくPSVR利用時のホーム画面の表示です。
初代機利用時に較べ、明らかに「くっきり」した表示となっていました。ただ、非常に綺麗というよりは「初代機だとボケ過ぎだった」というのが個人的な感想だったりもします。
しかし明らかに違うレベルのこういった表示ができるという事は、しっかりと対応したソフトが出てくれば通常版のPS4との違いが体感できるようになるのでは……と期待もできるところかと思います。


初代機と比して不利になったところがあるとすれば、最大消費電力や本体サイズ、あと若干価格が上がっているところですが、初代機と較べるとHDDの容量が倍になっている事や性能面での向上もある事、恐らく生産台数（及び販売台数）は消費電力・本体サイズ・価格共に小さくなった通常版かと思いますので、値付けは妥当かなと思います。

4K環境がなくPSVRも利用しないという事であれば、同時期に発売となっている通常版を選択するのもアリかと思います。しかし初代機からの買い替えという事であればプラスαのあるProを買うのも一興かと思います。