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iriver AK70(到着直後所感・外観/操作感当) [オーディオ]

ウヒョー。


巷の評判が良く気になっていたのだけども、DAPをあれこれ使われている方々の評価を聞いてとうとう思わず入手してしまった。

このAK70、巷の評判が妙に高いのはいいが、何故かDAC等の基本的な構成が同じAK100IIとの比較があまりされておらず、一応先代にあたる第一世代機ベースのAK Jrや何故か上位機種である第三世代機種のAK3XXと較べられている事が多いので、今回手元にAK100IIがしっかりあるのもあり最近のノリより少し丁寧に(細かく)気づいた事を書く事とした。

因みにこれらの検証時は音は一切聞いていない。
また初期ファームはexFATフォーマットのmicroSDに問題を起こすという情報があったので、現状はAK70・AK100II共に全く同じ曲データを内蔵メモリの半分程度の容量いれた状態としている。


○開梱!

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まあ一応。パッケージは毎度AKシリーズの黒いパッケージだが、AK Jrほど薄くはないもののやはりAk100IIのそれと較べるとご覧のとおり小さい。その他付属品は同じようなもの。(USBケーブル・保護シート他)



○外観等
・重さ

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まずは重さについて、最近休眠中だったキッチンスケールを利用して計測した結果はご覧のとおり。
メーカーページの公称値はAK100IIが約170g、AK70が約132gとあるので公称値通りだろう。因みに液晶面と背面に保護シートを貼ったのみの状態での比較となっている。

40gというとこの種の小さなデバイスにとってはそれなりに違いのある差になるかと思うのだけども、手に持つと「ちょっと違う」という程度に自分には感じられた。


・サイズ感

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ご覧のような感じ。ネット上だと「小さい!」との評価もあるけども、それは恐らくAK3XXシリーズとの比較だろう。
フットプリント的に「AK100IIより縦は短いけど横が長い」なので自分としてはそこまで小さくは感じられなかった。

但し端子・ボタンやボリュームノブを写した写真を見ていただくと分かるように、厚みは明らかに薄い。
よって前述の重さの違いと合わせて考えると、「単体ポケット運用」をする方には結構大きな魅力になるのではないかと思う。


・本体色味
AK70はミントグリーンなかわいらしい色となっているが、写真でも分かるように光の当たり具合で濃さが変わり、基本的には「純然たるシルバーではなく色はついているが、そんなにクドくない」といったところかと思う。



○画面関連

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画面サイズはメーカーページによると3.31型と3.3型という事でAK70の方が若干小さく、実際そんな具合。但し写真で分かるように、AK70ではホーム画面(という表現でいいのか)でジャケットを広く表示できるようボタン部分を下部にスライドできるところ以外、表示される情報量としては全く同じだ。実用上の問題は全くないし違いという程のところもないかと思う。

ただ、他に画面関連で言うと、色味はだいぶ違う。二台並べるとAK100II(有機EL)の方がしっかりと濃いのが分かるし、最大輝度にした際の明るさもAK100IIの方が上。
が、AK70が薄くて暗くて駄目という程でもないのでこれも好みの問題はあるかもしれないが、実用上問題はないかと思う。

それより個人的にAK70の方が良いなと感じたのが、輝度を下げた場合の「色の転び」がないところだ。
少なくとも手元のAK100IIの場合、最低輝度→少し明るい輝度→もっと明るい輝度といった三段階くらいで色が変わるので……尤もこれは個体差かもしれないが。



○動作速度・UI関連

ネット上で「サムネイル表示がAK70の方が速い」といった声があったので自分なりにあれこれ試してみたが、以下の三つの条件下でそれぞれ目立った差異はなかった。

・楽曲一時停止中の階層移動・サムネイル表示
・楽曲再生中の階層移動・サムネイル表示
・Bluetooth接続機器で楽曲再生中の階層移動・サムネイル表示

後者になるほど「動きがモッサリ」てのがAK100IIのノリだったのだが、それらはAK70も全く同じだった。場合によってどちらかの機種が僅かに速いor遅いはあったが、まあ誤差の範疇かと思う。

ところが差異がしっかりあったのが、電源オフと電源オンにかかる時間だ。
以下、手元のストップウォッチで2回ほど測っただけなので軽い目安にしかならないが、一応。


・電源オフ
AK100II:15秒程度
AK70:12秒程度

・電源オン(画面が表示され操作可能になるまで)
AK100II:41秒程度
AK70:18秒程度


なんとまあ!というくらいに起動までの時間に差があった。動作速度は同じなの起動時間だけ何故ここまで違うのかわからないが、電源オフをこまめにする使い方をされる方には大きな差になるかと思う。



といったところで、まずは音質以外のところについてずらずらと。
iPod touchや今時のスマホのような軽快な動きを期待するとやはりまだ劣るものの、基本的に第二世代機の動きなので実用上の問題はないかと思う。
個人的にはちょっと薄くなり、輝度を下げても液晶の色が転ばないあたりは嬉しいところなのでアリかと思うが、頻繁にDAPを持ち歩く方でなければ、ガワや動作速度の部分(起動にかかる時間を除く)だけに着目した場合だと、敢えてAK100IIから乗り換える必要は特にないかなあと思う。

肝心の音質については別エントリにて、また。




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