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Leica C-LUX2 [コネタ]

ノベルティグッズ的ノリで購入。

何コレ?何今更?てなものではあるが、時折チェックしている中古商品販売サイトでデジカメを見ていたら目についたのだった。

かなり古いコンデジである。どんな代物かは、インプレスのこちらこちらあたりの記事を。

ライカのデジカメというと、きっちり根幹部分の設計(光学系)まで同社がやっているものと、そうではなくガワだけ(ものによってはRAW現像ソフトに他では入手できない独自プリセットが入ったものもあるが)なOEMものの二種があるのはご存知の方はご存知の通り。

かつて自分が購入直前までいったが考え直してやめたX1なんかは前者であり、かつて持っていたD-LUX4なんかは後者だ。

今回のコレももちろん後者であり、前者とは価格(や撮れる画)が全く違う。後者でも価格についてはOEM元製品の倍以上の額が設定されていたりはするが……
さらに今回のコレはD-LUX4のようにRAWでの撮影ができるわけではないので、真に「ガワだけ」と言ってしまっていいだろう。

そういったものなので、購入の動機はガワの「見た目」のみ。Leicaの赤丸バッジに全く思い入れはないが、つるんとした無駄のない見た目は以前のD-LUX4の時もそうだが、好みである。でまあ自分的に価格が納得いくレベルまで落ちたところを見計らって……

P1060321.jpg


当然画質的に古いコンデジ水準なのだが、ネットでベース機種の作例を見た感じ今時の塗り絵画質よりは好みなのでまあいかな、と……いうところで一応一枚だけ。同じアングルでX100でも撮ってみた。

L1000011.JPG DSCF4709.JPG

発売時期も価格もグレードも製品の性格も全て違うので較べるものじゃないのは当然なのだが、厳しい条件下の撮影でなければ個人的には「意外にやるなあ……」というのが届いてから室内をパラパラ撮ってみての感想だ。

画質としては解像度は相応だが、ネット上にある当該機種やベース機種の作例を見ても分かるように、昔の極小撮像素子搭載機らしく暗いシーンは苦手のようだ。
ISO感度は高いわけではないが試しに撮った一枚でも、等倍で見ると暗い部分に既にノイズが目立っている。

ただ、それでも個人的に、同サイズの極小撮像素子を積んだ今時のコンデジに較べれば数段好感が持てるし受け入れられる画質だと思える。塗り絵画質はやはり好きになれない......

まあそんなところで特段とりあげるところもないのだが、かなり古い機種(ベース機種の発売は2007年の2月末)なので、触っていて「嗚呼、昔ってこんなもんだったよなあ」と感じる部分が多々ありなんとも懐かしい気持ちになったりした。

画素数のみ引き上げた無茶な撮像素子ではないので「塗り絵」画質にこそなっていないものの、先にも書いたように撮影時にちょっと暗い部分があればさらっとノイズがのるあたりもそうであるし、背面液晶の「粗さ」なんかもすぐ目についた。背面液晶に「鑑賞」できるレベルの解像度や色味のものが登場するのはもうちょっと後の事だったのだろう。

撮影時のオートモードが今時ほどお利口でないのもそうだ。マクロまで完全オートで切り替わったりはしてくれないし、暗所性能の低さもあってかISO感度オートでも今時のデジカメのようにすんなりISO感度を上げようとはしない。


修理の受付自体が怪しくなるくらい古いコンデジを今回購入したので流石に同じような事を人におすすめはできないが、デジカメに限らず家に古いデジタル機器が残っている方は電源を入れてみると色々とノスタルジーに浸れて愉快かもしれない。

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