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docomo PRADA phone by LG L-02D(注文) [ケータイとか]

 現実逃避気味。

 今年のアタマにSO-03CとSo-netモバイル3G SIM入手後は「SO-03C(SIMはSo-netモバイル3G)+SH-08B」という組み合わせで過ごしてきた。因みにiPhone4はパケット割引プランを変更した上で3Gパケット通信凍結状態となっている。
 それで大過なく過ごしてきたわけだが、ここにきてちと不便というか不満を感じる場面がちょくちょくでてきた。事はSO-03Cの動作についてだ。

 これは、1)自分が色々アプリを突っ込み過ぎて空きメモリ逼迫でOSの動作もっさり 2)よく見るスマフォ版ページの広告掲載が酷くなってWebブラウザの動きがもっさり というのが原因なのだが、1)はともかく2)については自分ではどうしようもない。またこれに加え 3)小さな画面がキツクなってきた というもっと個人的な理由もあったりして。

 といったところで新しい端末が欲しいヨー、と。で一応のところ購入動機(というより理由付け)が上記3点なので、

 1)RAMを1GB以上搭載
 2)デュアルコアCPU搭載
 3)4.0インチ以上の画面サイズ

 といった、性能とある程度以上の画面サイズがまず条件となったのだが、それに加えて直ぐに「ありゃ」となって追加になったのが、

 4)標準サイズのSIMが使える端末
 5)非Xi端末

 という2点。


 1)~2)は動作に関するスペックだが、これを満たしたからといって現状のもっさりが解決されるとは言い切れないものの、これから買うならこの程度は……というところだ。OSが4.0になるとOS稼動に必要なメモリが300MB超だった筈なので、現状のような512MBのRAMでは厳しいだろう……という事で。余談だが、グローバルモデルでは4.0が提供されるrayも、ドコモ版は望み薄だろうなと思い始めたからてのも今回新しい端末ホシーとなった一つの原因ではある。

 3)はオッサン化著しい自分の問題だが、かつてはXperiaX10mini(現行機種じゃなく先代)でもギリ使えていたのがrayくらいがギリとなり、とうとう疲れている日だとrayでも「ちょっとしんどいかも……」と感じ始めた。rayを普段触りまくっている身で久々にiPhone4を触るとやーたら見やすく感じるあたりからもそこらは察していただけるかと。

 その後追加になった4)と5)はSo-netモバイル3GのSIMを使っているが故の問題だ。単純にSo-netモバイル3Gは現状では標準サイズのSIMしか提供されておらず、かつLTE(この場合はXi)にも非対応だからだ。
 どのみち2年縛りをきっちりこなせるとは思えないのでとっとと解約して、SIMサイズ選べるしXiにも対応している上に縛りもない、後発のIIJmioあたりに乗り換えればいいのだろうが、来年になってiPhone4の回線を終了させXi1本に絞るなんて事も可能性としてはないわけじゃあないので、それを考えると「まあ本決まりになった段階で解約でいいんじゃない」といったところで。そもそも現段階ではXiの恩恵が受けられる場所がかなり限られてるし対応端末もようやくこの夏モデルあたりで揃ってきたという感じなのでまだ早いかな、と思ったのもある。


 といったところで例によって例の如く機種選定を始めたのだが、4)と5)がネックになって、あっという間に2機種へと絞り込まれてしまった。あまりに選択肢が少ないので「あーもーやっぱとっとと(So-netモバイル3G)解約しちゃうかー」などとも思ったのだがまあそれはとりあえず冷静に思いとどまり。
 で1)~5)の要件をしっかり満たす端末てのは以下の二機種であった。(リンク先はそれぞれメーカー公式サイト)


 SO-03D

 L-02D


 ざっくり言ってしまうと、SO-03Dは言ってみれば「完全全部入り」端末であり、性能的に基本的な部分でL-02Dより上だ。普通に考えると特にソニースキーでなくとも選択肢は迷う事なくこっちになると思うのだが、人によっては些細な事だが自分にとって問題となったのが「充電に絡む諸々」であった。

 事はSO-03Dが防水かつ従来からある金属接点のクレードル利用という仕様なところに問題がある。
 防水端末なので各種端子はパッキン装備のカバーがついており、基本的に防水性能を保つためには頻繁の開閉はよろしくない。そこでクレードルが付属しているというわけなのだが……少なくとも現状、脱着せずにこのクレードルをそのまま利用できるカバーというのが存在せず、仕様見た感じ今後も登場しなさげなんである。唯一の望みはクレードルの方が社外品で登場してくれるって可能性だが、比較的人気のある機種とはいえ、SO-03Dはグローバルなモデルではないので需要はあってもその販売数からないんじゃないかなあ……と推測。となると端末をハダカで使う事になるのだが、個人的にそれは辛い。

 自分が単純に細かい汚れや傷を気にする性格だからってのに加え、最近のソニー(エリクソン)製端末って、バッテリーが非交換になっているためにバックカバーも簡単には交換できないようになっているのも個人的に辛い。従来なら「傷がついても背面は簡単に交換可」だったのがそうではなくなっているというところが。

 翻ってL-02Dはどうかというと、そこらの問題はない。防水端末でないため充電は通常のmicroUSB端子経由で行い、その上使ってるうちにヘタレてくる端子カバーがなく剥き出し……どころか金属製のスライドカバー装備というえらく豪奢なつくりだからだ。遠慮なく、本体の大部分をカバーするTPU製ケースをつけたりできる。

 しかし、先に書いたようにスペック的にはSO-03Dの方がずっと上だ。まず液晶の解像度が違うし、それに合わせてだと思うがCPUのクロック周波数も高い。また、内蔵のユーザー利用可能なメモリが16GB(実際には既に使われているエリアがあるのでそれより少ないが)と大きいのに対し、L-02Dはグローバルモデルの8GBから何故か半減させられて4GB。(実際使えるのは2GB程度とか)
 まあ内蔵メモリについてはSDHCの容量が大きいものを用意するつもりなので個人的には問題ないし、クロックの低さは画面解像度に合わせてなので結果としてはこれもまあいいのだが画面サイズ同じで液晶の解像度が低いってのはちとひっかかるなあ……といったところで長考。


 このテのトレードオフに絡む長考を自分はよくやるのだが、今回も結構期間は長く5日間ほど悩みまくり。で通常ならそれでもなんとか折り合い付けて決めるところなのだが今回はどうしようもなかったので、リアルショップ―正確にはドコモのショウルームへ現物を見に行った。「もう実際に見て比較してどっちにする(あるいはやめる)かを決めるしかあるまい」となったわけだ。

 でまあ実際に触ってみたところで、これはSO-03Dだけがそうなのか、HD解像度(1280×720)積んだ端末が皆そうなのかは微妙だが、どうもSO-03Dの方は標準ブラウザで画面スクロール時に「ひっかかり」が感じられたんである。であくまで店頭でいくつかの同じページを閲覧しての比較程度だが、L-02Dはそれがなかったヨ、と。

 また加えて、指を使ってのピンチアウトでの画面拡大時、SO-03Dは「荒い状態で拡大される→一瞬間をおいて綺麗な状態で表示される」というタイムラグがあったのも少し気になった。

 無論、Web閲覧時っであっても画面の精細さではSO-03Dの方が明らかに上で、特に極小の文字なんかでそれは顕著であった。ちょうどiPhone4とiPhone3GSのような見え方の違いがあった。
 ただ、ではL-02Dの方がiPhone3GSライクな画面の粗さがあるかというと、そこまでは荒くないんである。これは3GSが画面サイズ3.5インチの解像度320×480に対しL-02Dが4.3インチの480×800というところで、そこらの違いからだろう。
 で自分としては「確かにSO-03Dの方が画面は高精細だけど、L-02D程度あればまあ問題ないなあ。むしろスクロール時のカクツキはちょっとなあ」となり、さらに筐体や画面デザインのシンプルさなんかも気に入ったので、L-02D選択と相成った。

 因みに注文はまた例によってWeb利用。あとTPU製カバーや液晶保護シート、あとrayで16GBだと音楽入れてしまうとぱつんぱつんだったのでちょっとおごった32GBのmicroSDHCなど……は溜まっていた某通販モールのポイントを充当し、出費としてはL-02D本体のみに抑えた。

 届いたらば、週末にでもまた。




 余談。

 今回実機を見に行ったのがドコモのショウルームであったため、この夏に発売のモデルも展示があった。基本的にソニースキーな自分なので、今思えば舐めるように全機種見ればよかったのだが見たのはうっかりソニー製端末だけ。
 この夏モデルである、Xpearia GX(SO-04D)とXpearia SX(SO-05D)の2機種をみたのだが……LTEの速さに驚いたのはさておき、端末としては個人的にSXはアリだと思ったが、GXはないかなあ…という感じであった。

 SXは現在自分が使っているXpearia ray(SO-03C)の後継機種だ。画面解像度が960×540とrayよりひとまわり高くなり、画面サイズが3.3→3.7インチとなっている。CPUは1.5GHzのデュアルコアとなり、RAMはrayの512MBから1GBとなっている。正常進化、といった感じだ。

 で何故SXはアリだがGXはちょっとなと思ったかといえば、これはacroHDことSO-03Dと同じで「ブラウザのカクツキ」「ピンチインピンチアウト時の動作」にあった。先行展示品という事なので発売されるモデルではチューニングされて改善という可能性はあると思うが、少なくとも展示品ではSO-03Dと似たような動きをしていた。
 逆にSXの標準ブラウザはそういった事がなかった。因みにどちらもAndrodOSは4.0(細かいバージョンは失念)であった。

 自分は目がアレなのでSXは選ばないが、GXはいいかなという感じなので今回の選択はまあ妥当だと思うのだが、目がOKだったならSXを選んでいただろう。何故ってこれはGXもなのだが、この夏の2機種はどちらも非防水端末故に、microUSB端子が剥き出しだったからだ……>個人的にとても大事

 同程度のスペックの他社製端末を見てないのでハッキリとは言えないのだが、現状の自分の感想は「HD解像度のディスプレイ積んだ端末は、CPUがクアッドコアを積んでくるまで待った方がいいのかも」という感じであった。


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