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STREAMLIGHT Sidewinder Compact [ライトとか]

 Amazon.comにて購入。

 以前からちょっと気になっていたものを、先のエントリに書いたナイトビジョン購入の勢いで。

 わざわざAmazon.comから購入したのは、送料込みでも国内通販で買った場合の半額程度で購入できるのが分かったのと、比較的買い物しやすいamazon.comでの扱いがあるLEDフラッシュライトの中では「お前の住所には送れん」と言われない数少ない製品だったからだ。

 「通関の際に開封しないといけない商品はアウト」というのが海外通販でのお約束らしいのだが、Amazon.comの場合はえらく渋いので何か独自の基準でもありそうだが、そこらについては不明。

DSC00361.JPG

 CR123A1本利用で、メインサブ問わずLEDライトは光量4段階(+最大光量点滅)の調整ができる。
 一番明るいモードでも公称55ルーメンというとこらか、用途としては近い距離を広めに照らすものであってタクティカルライト的な使い方をするものではないのだろうと想像。そもそも縦型でクリップがついており、タクティカルベストやら何やら、胸の位置に付けて使うようなものなのでまあ。

 と言いながらこの製品にはガワは同じで「ミリタリーモデル」「タクティカルモデル」の二種が存在し、かつ搭載LEDの種類が違うものがいくつかあるのでバリエーションもそこそこある。
 光量の切り替えが、ミリタリーはlowから、タクティカルはその名の通りHIghから始まるという違いがあり、今回自分が選んだのは赤外線LED搭載のミリタリーモデル。

 あと色はオリーブ(グリーン)とコヨーテ(ベージュ)の二種あったが、どっちにしても普段着に合うような色ではないので自分は僅かながら価格の安かったコヨーテを選択した。

 このライトを買おうとしたのは赤外線LED。「他製品と違って見えない」との評があったのでそれが目を引いた。で調べてみたら使われているLEDの波長が880nmとあったので「じゃあたぶん大丈夫だろう」と判断。日本だと赤外線LED部分についてのレビューが全くなく、海外で僅かに「あんまり明るくないので照らす用途には向かないヨ。やはり敵味方の識別用だね」といったものがあった程度であった。

 ただ暗いといってもどの程度のものかが自分には重要なのだけども、何しろ確かめようがない。結局ナイトビジョン同様に思い切っての購入となった。

 実は手元のミニマグライト(とても古いものなので非LED)にカメラ用のIRフィルターをかまして使ってみて使ったところ、暗いんだけど意外にもナイトビジョンと併用した際に近い距離で使うと良かった、というのがあった。
 ナイトビジョン内蔵のLEDでは近距離だと視野がまんべんなく明るくなり、それはそれでいいんだけども「ちと明る過ぎる」という印象もあったのは先のエントリに書いた通り。

 でIRフィルター+ミニマグライト(非LED)を使うと……まあこういうのに慣れている方には当たり前の結果なのかもだが、「肉眼でミニマグライト使ってるのと同じ感覚」で使えたんである。要はライトが照らしてくれるとこだけがほどほどの明るさで見える、という状態で使い勝手が良かった。

 実のところ「そんな近い距離見てなんになる」というのも言われればそうだが、街頭程度の明かりがあっても「明る過ぎて何も見えん」という状況になる以上、あと実用用途を考えると「屋内で停電になった時」くらいしかないわけで、その際に明る過ぎないライトがあると都合がいいよな、と。
 ……と思ったのだが、考えるまでもなく「普通にライト照らせよ」ですな……まあ、所詮はお遊び興味本位という事でひとつ。

 といったところだが、実際に到着して使ってみると赤外線LEDが光ってるのは肉眼でも見えるという完全予想外の結果となった。
 900nmオーバーでないとやっぱアカンのすかね……で赤外線LEDはナイトビジョンと併用してみると、ほんとの近場を照らす程度にしか使えない感じだが、ライト自体を暗闇に置いてナイトビジョンで見た場合、しっかりピンポイントで光ってるように見え、また肉眼で見えると書いたが正面かつ距離にして1m程度まで近づかないと見えない程度なので、本気の方々が認識灯として使うにはなんら問題なさそうである。

 また予想外だったのだが、その他のLED。同じく認識用とされていた赤と青のLEDが、ハイモードにすれば所謂懐中電灯ライクに近い距離(せいぜい2m程度までだが)を照らせるものだったり、メインのLEDが思っていたよりはスポット気味な照射パターンだったので、超近距離ならタクティカルライトくさく使えそうなのに加え、意外にも明るく感じられたり。
 あとメインLEDのルーメン数は、手元の他のライトとの比較だと目視の感覚では公称値はしっかりとあるように感じられた。

 また特異な形状に思えた縦型の本体が、思いのほか扱いやすかったのも予想外。サバゲーマーな方ならタクティカルベストやらスリングベルトやらにひっかけてだろうが、普通の人でもショルダーバッグやバックパックにひっかけると「向いてる方向を勝手に照らしてくれるハンズフリーなライト」として使えるし、手に持った際でも妙に手に馴染む感じで使い勝手がよく感じられた。ボタンの形状も、グローブをつけた状態でも使いやすそうである。

 誤操作防止のためか、各LEDの切り替えは、ロータリースイッチを「引き上げながら」回転する事によって行う構造。赤外線LEDのポジションだけスイッチ部分の形状に出っ張りがあるので、でっぱりとの位置関係を覚えておけば、目視できない状況でも間違わず各LEDに切り替える事ができる。

 ロータリースイッチ部分にオンオフボタンがあり、クリックで点灯消灯、ダブルクリックで各LED最大光量でのストロボ、点灯中に長押しで、光量の切り替えとなっている。自分の買ったモデルでは、長押しでLOWからHIGHまで順に光量が上がり、そのまま押した状態だと今度はHIGHからLOWまで下がっていき、後はその繰り返しとなる。メモリー機能はなく、一度消灯するとまたLOW(恐らくタクティカルモデルはHIGH)からの点灯となる。

 赤外線LEDが肉眼で目視できるのはあくまで個人的はちと残念だったが、それも本来このライトに対して想定されているであろう使い方であれば全く問題ないものであったし、それ以外の点でも総じて使い勝手が良さがちょっと触っただけで分かるものだったので「流石に支給品…」という感じであった。

 が、個人的に気になったのはお値段。これはあくまで個人的な感想だが、マニアック製品ではあるので今回自分が購入にかけた送料込み4800円程度なら「まあ、いいかな」と思えるが、国内での8000円~10000円程度の実売価格だとちと高いかなあという感じがしなくもない。

 毎度の如くアマゾンアフィも貼るが、興味のある方は(自己責任で)是非とも円高のうちに海外通販で。



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