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アマゾンプライムデーでの御買物(4) [家電]

Smartmi スマート扇風機3

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〇目次〇

・購入動機

・開封

・大きさ重さ

・使用感

・まとめ

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・購入動機
アマゾンのセールで価格が安いのを見つけてしまったから……というのが一番の原因ですが、ダイソン様と違う「高さがあるい程度あって、強い風を送ってもそこまでうるさくならない扇風機が欲しい」という思いもあったので、購入となりました。

実際には類似製品が三機種あり、セール期間はどれも全く同じ価格に割引されていました。最初に見つけたのとは違う本機を最終的には選んだのですが、ざっくり三機種の違いは以下のようになります。


Smartmi スマート扇風機2S
→日本で最初に発売された機種
スマホで有名なシャオミの製品。故にコントロールはシャオミ製のアプリを利用。

【+Style ORIGINAL】スマート扇風機
→その後発売された製品。コントロール用のアプリが+Styleのソレとなっており他機器と連動ややりやすくなっているのと、電源ケーブルの取り付け部が磁石を使ったもの(かつてのMacで使われていたmagsafeのようなもの)になっており脱着しやすい。またポール部を取り外す事によって一段階だけ高さを低くできる。

Smartmi スマート扇風機3
→現時点最新機種2Sや+Style ORIGINAL版には付属しないBluetooth接続リモコンが付属し、風量やwi-fi接続状況などの簡易な表示がポール部に備わった、2Sの後継機種。
コントロールにシャオミ製のアプリを利用するのは2Sと同じ。

といった具合で、共通の仕様としてはバッテリーを内蔵しある程度は電源をとれない場所でも使えるところと、所謂DCモーター搭載の扇風機なので、アプリを利用した場合は本体のみでの操作より細かく風量を調整できる、てあたりが特徴でしょうか。(+Style ORIGINALは12段階、その他2機種は100段階となってますが、100段階は実際ほとんど差が感じられない範囲があるので12段階で十分)


・開封

IMG_1038.jpg

厚みは薄いが箱はそれなりに大きいです。

IMG_1039.jpg

こんな具合でパーツがバラけてはいってます。

IMG_1040.jpg

同梱品一式

IMG_1041.jpg

組み立ててこんな具合


・大きさ重さ
サイズとしては「普通の扇風機」と変わりませんが、本機やその前機種である2Sは一切高さの調整がききません。+Style ORIGINALでは支柱部が2つのパーツになっており、一つを外す事により1段階は低くできますが、どちらにせよ細かい調整はできませんので、使う場所はシーンは想定しておく必要があるでしょう。
重さは3.5㎏という事なので、大人であれば片手で持って運ぶのはそう大変ではありませんが、調べた範囲だと他メーカーのDCモーターを搭載した似たようなサイズ感の機種に較べると特に軽いってわけでもないようです。ただバッテリーを内蔵している事も考えると「軽い方」かと思います。

・使用感
購入からちょうど1カ月ほど経っていますが、現在普通に活躍中です。

本機の物理ボタンやリモコンでの4段階の風量と動作音については、

1:ほとんど動作音が聞こえない
2:小さく動作音が聞こえるが気にならない
3:ちょっと動作音が気になる
4:動作音が煩い

と自分は感じました。また最少風量は就寝時などによさそうですが「弱さ」という点ではダイソンのアレに負けます。
また最大風量については、DCモーターではない他の扇風機よりちょっと弱いように感じられました。

風量と騒音の関係については、一度アプリで設定すれば(変更しない限り)記憶してくれるようなので、自分にとって一番良い風量をみつけて固定、というのもアリかと思います。

基本的に実用上の問題は何もありませんが、個人的に「案外鬱陶しいものだな」と感じたのが操作関連です。

アフィリエイト系のレビュー記事なんかだと「スマホアプリで操作出来て便利」などとありますが、これについては「ないない」というのが自分の感想です。
アプリによる家電のコントロールについては本機に限らず「細かい設定を決めておく」のには良いですが、頻繁な電源オンオフを伴う機器では全く実用的とは思えません。
例えばフィリップスのHue関連の照明機器を拙宅では複数使っていますが、普段の利用は物理ボタンが複数個ある純正のBluetooth接続リモコンを購入し、そこに「良く使う設定」をアプリで登録した上で使っています。

単純な話で、アプリで機器のオンオフをするとなると「スマホやタブレット端末の画面ロック解除→アプリの起動→アプリを操作(場合によってはアプリ内でも即操作は不可)」と物理的なボタン等をいきなり操作するのに比べてステップ数が増えるので、実際試してみると結構使い辛いのです。
もちろんショートカット的なものを設定して……といった事をすればステップ数は減らせますが、物理リモコンのボタン一発オンオフにはかないません。

そこで自分はBluetooth接続リモコンが搭載された機種を選んだわけですが、ここに盲点がありました。

IMG_1043.jpg IMG_1044.jpg

本機本体のボタン。ボタンは2つ

IMG_1042.jpg

本機のリモコン。こちらもボタンは2つ

問題はリモコンのボタン数が極端に絞り込まれているところにあります。
恐らく本体についてはデザイン重視という事なのでしょうが、何故リモコンも同じにしたのか……という感じです。
でここで問題となるなのが電源オフの方法です。

電源オンはボタンを1度押せばいいのですが、このボタンが風量の調節(押す度に1段階強くなり、4段階まで行くと次は1段階目に戻る)も兼ねている為、電源オフが「ボタン長押し」となっています。
「そんなの大した事ではないでしょ」と思われるかもしれませんが、一般的な日本のメーカーの白物家電、もちろん扇風機でもこういった操作はありませんので結構な違和感を自分は感じました。
例えば「出かけるから止めよう」という時に普通ならボタンをポンで切れる感覚なところが「う……」としばし長押しする必要があるのが、案外ストレスになります。

「そういえば家電メーカーでもあるパナソニック製のデジカメは電源オンはボタン長押しじゃなかったなあ……」などと全然関係ない事を思い出したりしましたが「思ったより結構嫌な感じ」ではありました。
ただまあ「慣れれば」というところではあります。なおアプリ上では電源オンオフと風量調整のボタンが別れていたりします……

そこが唯一感じた難だったりするのですが、アプリの利用は必要なものの首振りの角度を「0度(首振りしない)・30度・90度・120度」と調節しておけるのが案外便利であったり、バッテリー駆動もこれまた(自分の環境だと)案外使い物になったりしましたので、総合的には「まあ良かったかな」と感じています。

その他こちらも今のところ実用上の問題にはなっていませんが、既に首振り角度を30度にした時のみ異音が発生するようになっていたりします。ですので耐久性は日本の大手メーカー製の白物家電としての扇風機よりはちょっと低いのかもしれません。

あとは「スマート」に関わる部分として音声アシスタントによる操作ですが、今のところ本機についてはGoogleアシスタントでは使えないようです。
GoogleHomeアプリとシャオミのMiHomeアプリを連動させるところまでは問題ありませんが、連動完了後「対応機器が登録されてない」という旨のアラートが表示されて何もできません。
前期種である2Sではできた「らしい」ので、ひょっとすると時間が経てば本機が対応機種となる可能性はありますが、自分の試した限り、今のところは駄目なようです。

対してAlexaについては可能でした。但しすべての操作が可能ではなく「電源オンオフ」「風量の4段階調整」のみのようです。
Alexaを使い慣れている方であれば、物理リモコンよりこちらの方がいいかもしれません。


・まとめ

個人的に意外なほど「えー」と感じた「電源オフはボタン長押し」以外は今のところ(首振り時の異音はちと不安ですが)難もなく、また電源ボタン長押しも「まあ慣れるか……」という感じなので全体としては約1万円というセール時の購入価格もあって満足しています。

ただ国内中堅メーカー製の商品ですと同価格で十分DCモーター搭載の機種が買えてしまうようなので、人にすすめるとなると単に「扇風機」と考える場合微妙かもしれません。
バッテリー内蔵と首振り角度の調整、あと人によってはAlexaでの操作……あたりをどう考えるかかと思います。

自分としてはひとまずこの夏はしっかり活躍してもらうつもりです。




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