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Apple Watch series6(GPS + Cellular)・その後 [デジタル]

思わぬ展開。

1週間ほど使ってみました。個人的には以前使っていたのが3世代前のseries3だっただけに、較べて悪くなっているところは皆無で不満を感じるところはありませんでした。

そんな中、試した事や気付いた事について少々まとめました。

series6の機能として「画面常時表示」が自分にとってseries3からの変化で大きかったので、設定を変えながらバッテリーのもちについて試してみました。
正確に何時間で何パーセント減った等はまで記録していないのでざっくりしたものですが、数日かけて試した感じだと、

「常時画面表示オフ」「手首を上げての画面スリープ解除オフ」>「常時画面表示オフ」「手首を上げての画面スリープ解除オン」>>「常時画面表示オン」「手首を上げての画面スリープ解除オフ」>「常時画面表示オン」「手首を上げての画面スリープ解除オン」

といった感じでした。

モーションセンサーによる画面オンについては一日の間にどれだけアップルウォッチに目をやるかによって変わってくるかと思いますが、自分の使ってみた範囲だと思っていたよりバッテリー消費が大きく変わる感じではありませんでした。それに較べ変化が大きかったのは「常時画面表示」で、これをオンにすると露骨にバッテリーのもちが変わりました。

因みにですが、これまで使っていたseries3と「常時画面表示オフ」「手首を上げての画面スリープ解除オン」の同じ設定で比較した場合、よりバッテリーのもちは良くなっていました。

手元のseries3は2年半みっちり使っているのでバッテリーがヘタっている可能性はあると思いますが、series6のデフォルト設定「常時画面表示オン」「手首を上げての画面スリープ解除オン」とseries3のデフォルト設定「常時画面表示オフ」「手首を上げての画面スリープ解除オン」が似た感じのバッテリーのもち、といったところだったので「これなら(自分は)普通に使えそう」という印象を受けました。

その他メインの機能ではないのでまあいいのですが、難を関じたものとして、常時計測の高度計機能が、二日ほど使っていると誤差がどんどん大きくなり「なんじゃこら」という数値を指し示すようになった、というのがありました。

これについては似たような目に遭われている方はネット上で見かけましたが、いまいち原因がハッキリしませんでした。
本機の高度計は気圧計+GPSによる高度補正で行っているらしいのですが、ではGPSの電波が受けられる環境に出れば数値が正しくなるかというと必ずしもそうではなく……誤差はどんどん蓄積されていって、最終的にとんでもない数値になる(平地で海抜6mほどの場所にいるのに100m程度を示したり)ようです。

因みにこのエントリを書いている現在は誤差1m程度の「まずまず正しい数値」を示したりしています。どういった条件で正しく補正されるのか……は結局よく分かりませんが、斯様な具合ですので本気で使えるものではなく、ちょっと楽しむ程度の物という認識でいた方がいいかと思います。

あとはiOSのアップデートと共にwatchOSのアップデートがちょうどあったので反映したところ、series3と較べるとアップデート完了までの時間はかなり短く済みました。ここらは基本的な処理能力の向上の恩恵でしょう。また比較するとかなり違いがあったのは本体へのアップデータのダウンロード速度で、ここらはwi-fiが5GHzに対応したところが関係していそうです。


全体的な印象としては、series3を手にした時が「やっとまともに使える感じになった(=動作速度と電子決済対応。但し後者はserie2で対応していたので「自分にとって」という意味)」というのに対し、series6では「やっと普通に使えるようになった(諸々動作速度向上でストレスフリーになった点と、画面常時表示機能や画面の狭額縁化による情報量増と操作性向上)」といったところでしょうか。


……さて、series6本体の機能や使い勝手については実はここまでで、このエントリの本題は「その後追加で購入してしまったモノと購入の理由」だったりします。

簡潔にまとめると「短期間の間に3本も純正の交換用バンドを買ってしまった」「そうさせるだけの魅力が外装が変わっただけで自分には感じられた」という2点がソレです。

今回はミラネーゼループとセットになったモデルを購入したわけですが、まずそれに加えて「スポーツバンド」、次いで「レザーリンクバンド」、更に詳しくは別エントリで扱う予定のとあるバンド、の合計3本を一週間も経たないうちに注文してしまいました。

その理由というのが「予想外に外装の質感が自分にとって好ましいものに感じられた」「結果として色々とバンドを替えたくなってしまった」「最初の1本が非常によろしい感じで火がついてしまった」……といったところです。

外装の質感についてはアルミケースに較べて良くなっているというのは多くの方が感じられるかと思いますが、アルミケースの艶消しに対して光沢仕上げというのを好ましく感じるか否かは、恐らく好みによるかと思います。

自分としては「もう腐食(錆)は嫌だ」の一点から今回ステンレススチールケースを選んだだけだったのですが、自分でも驚くくらいに何だか気に入ってしまいました。

光沢がありキラキラ光るケースが、何故か自分は非常に気に入ってしまったようです。
手元に何本かある普通の腕時計はそこまでキラキラした外装のものはないので、自分でも「何で?」と思ったのですが、所持している時計をちょっと眺めてみたところ、その中でも気に入っているものは、実はケースだったりバンドだったりに「光の当たり具合によってキラキラしたり、見た目の印象が変わる」ものが多い事に気付きました。どうやら自分はそういうのが好きだったようです。

【追記】加えて、series3と比較すると画面が狭額縁化し更にseries4以降のモデルでしか使えない、「四角いケースに合ったデザインの文字盤」が使えるようになり、結果として「見た目がより腕時計に近付いた」のも自分にとって大きかったように思います。


ともあれ。


そんなこんなで購入してしまった3本のバンドのうち、このエントリでは2本を取り上げます。

IMG_0951.jpg

届いたのは同時ではありませんが、2本の箱です。

IMG_0952.jpg

1本目は、エラストマー樹脂製の「スポーツバンド」です。これまで使っていたseries3のNIKEモデルとデザイン以外は基本的に同じようなものですが、色味が独特で「キプロスグリーン」という渋めの緑色のものを選びました。
これはゴールドステンレススチールケースのapple watchとセットで売られているバンドで、ミラネーゼループのセットとどちらにするか最後まで迷ったものだったりします。

渋いグリーンがおとなしめのゴールドのケースによく合っていると感じて、かなり気に入りました。

実は1本目としてはseries6と同時に新たに発売となった「ソロループ」か「ブレイデッドソロループ」を選ぼうとしていたのですが、調べたところ先達のレビューに「耐久性に難がある」というものが多々見られたのでやめておきました。


IMG_0953.jpg IMG_0954.jpg

2本目はApple Watchのバンドとして自分は初体験となる、革製の「レザーリンクバンド」です。
色は4色ありましたが、一番派手な「カリフォルニアポピー」という色を選びました。オレンジに近い黄色、といった風情の色です。この色を選んだのは、既に手元にあった「ミラネーゼループ」「スポーツバンド」が何れもどちらかというとシックな感じだったので「少しカジュアルでポップなものがいいかな」と考えたからです。
またこのバンド自体、革製ですが「ぽこぽこ」とした形状だったりして、フォーマルに使えそうな革製だけどもカジュアル寄り、と感じられたからというのもあります。

このバンドはミラネーゼループ同様磁石でぴたっとくっつくタイプなので、装着脱着は非常に楽です。加えて実際使ってみると金属製のミラネーゼループよりも肌に接触した感じが心地良く、一発で気に入ってしまいました。
色味も写真に近いものでポップな感じがあり、なかなか良かったです。革製なので汗や水には弱いでしょうから、スポーツバンドやミラネーゼループと適宜使い分けるつもりです。


といったところで。


購入から1週間ほど使ってみて、series6自体には大きな不満はなく、ステンレススチールケースモデルは思いのほか見た目が気に入り、思わず短期間のうちに数本の純正バンドを買う、という事となりました。

機能は全く同じにも関わらず価格が(特にGPSモデルとの比較だと)アルミニウムケースモデルに比して跳ね上がるのでステンレススチールケースモデルは安直に人におすすめしづらいのですが、見た目も含めて「より普通の腕時計ライクに使いたい」という方には(予算が許すのなら)案外いいものかと思います。

思わせぶりに別エントリ扱いとした残り1本の交換用バンドについては、到着しましたらまた触れようと思います。


   


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