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Panasonic DC-GX7MK3(2) [デジカメとか]

少し触ってみて感じた事など。


IMG_2534.jpg

まずは作例を。例によってflickrにアップしています。

sakurei8

平日の個人的な事情から、休日まともに撮影に出かけられていない状態なので例によって実家の庭や自宅内等での撮影となっています。しかも実際アップできたのは庭で撮ったものだけですね……

使用したレンズはキットレンズのパナライカ単焦点(35mm換算30mm)と、本日午前に到着した望遠ズームレンズ(35mm換算90mm-350mm)となっています。
作例が「寄ったもの」ばかりになっているのであまり参考にならないなとアップしてから気付きましたが、光量十分な屋外で寄って撮る分には自分としては撮像素子のサイズが小さいマイクロフォーサーズ機でも画質は十分だと感じられました。

その一方で作例には1枚も入ってないのですが、暗所やそもそもデジカメにとって厳しい、木々を引きで撮った場合の小さな葉っぱの描写などはAPS-C機(自分の手元のものだとライカX1やフジX-A2)などと較べ不利だなあと感じたのは事実です。

特に暗所についてはオートで跳ねあがったISO感度がAPS-C機(X-A2)のそれより低くてもノイズはより多く載る……のが普通だったので「嗚呼撮像素子のサイズ差やはりは大きいのか」と感じる結果となりました。
ただそこについてはレンズ側の手振れ補正機能+ボディ側の手振れ補正機能が連動してくれたりする本機ですので、被写体が「止まってるもの」ならシャッタースピード優先で撮ればある程度防ぐ事はできそうです。

実際使われている方のご意見は色々あろうかと思いますが、個人的に少し触ってみた今の段階では「室内や夜景なんかがメインの方は、APS-Cか35mmフルサイズの撮像素子を積んだ機種を選んだ方がいいかなあ」というのが率直な感想です。

裏を返せば光量十分な屋外晴天下などなら問題ないわけなので、特に重め・サイズ大き目になりがちな望遠ズームレンズや画質優先単焦点レンズなんかをよく使う方にはマイクロフォーサーズ機、まだまだ「使いで」があるものかと思います。


「久々のマイクロフォーサーズ機」に対しての感想はそんな具合でしたが、特に本機に関してで言うと細かい不満はあるけど大きな不満はあまりない、というのが触ってみての感想です。

今時のミラーレス機としてどうかと言われると自分が最近古いものばかり触っているので何とも言えないですが、AFは状況が極端に不利でない限り瞬時に決まりますし、UIも少し触っていればすぐ慣れるような練り込まれたものなので不満や不便は全く感じませんでした。

不満点を挙げるなら「EVFの写りがいまいち(10年前の機種であるX100より好みでなかった)」とか「露出補正専用に割り当てられたリングがまわしにくい」といったところはありましたが、前者は「実害」という程のレベルではないと感じましたし、後者は「どうしても嫌なら別のダイヤルに露出補正を割り当てる」で解消できるので、人によっては難になりそうですが自分としては「まあいいか」というところでした。

余談。

本機を手にする直前まで1カ月間ほどライカX1(=設定項目が少なく物理的なUIもすごくシンプル)ばかり触ってたせいで、本機を触った直後は「え?え?どうやって設定変えればいいんだ?どうすりゃいいんだ?」と突然自分が老化したかの如く戸惑ったのですが、昔とはいえパナソニック製マイクロフォーサーズ機は触った事がありましたし、元々メニューの並び等分かりやすいのが同社製品の特徴ですので、ちょっと触っているうちに「嗚呼ココか」とすぐに慣れました。しかし今までにない経験だったので個人的にちょっと面白かったです。


といったところで。


暗所撮影や木々の葉等引きでの細かい描写が要求される風景撮影なんかがメインの方は、より撮像素子のサイズが大きい他規格のカメラを考える必要もあるかもしれませんが、個人的には大きな不満がない感じです。
レンズを既に3本揃えてしまったので、なんとか時間を見つけて撮影に出かけたいところです。


 


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