2週間少々使ってみて。
- デジタル
iPad Pro 12.9インチ関連のまとめとして、最後に2週間少々使っていて気付いた事や感じた事などをまとめました。
因みに現状、自分は写真のように少し高さのあるピボット機能付スタンドに設置し、以前から持っているiPad対応のlogicool製Bluetooth接続キーボードとMagic Trackpae2を組み合わせて使っています。
〇画面サイズが大きいと何をするにも快適
人により感じ方の差異はあろうかと思いますが、自分としては「何やっても以前の10.5インチより快適」なので画面サイズについては非常に満足しています。
これについては12.9インチiPadProについて書いた最初のエントリでも写真アリで触れていますが、アプリによって違う「画面サイズに応じて表示が大きくなる」「表示は大きくならないが一覧できる情報量が増える」の2点からくるものです。但しここらはアプリの対応具合によりますので、標準アプリ以外で良く使われるアプリについては表示がどうなるかを予め調べておいた方が良いでしょう。
〇大きさ重さをどう捉えるかは使い方次第
これも感じ方に差異はあろうかと思います。
当初自分は、本体到着に先立って届いたケースや液晶保護シートを見た瞬間「これは10.5インチとの併用でないとつらいだろうな」と感じました。ところが実際には10.5インチを手放して12.9インチのみとしています。
これは自分の普段のiPadの使い方がたまたま「12.9インチオンリーでも支障がなかった」からです。即ち、
・基本的に場所は固定で、動かすのは稀。持ち歩きはもっと稀。
・手に持って使う事がほぼない
というところからです。
元々10.5インチを使っていた際にも冒頭の写真と同じ位置に、もっと高さの低いスタンドに設置し、ほぼそこでしか使わない……という使い方をしていました。
正確に言うと「ベッドや床に寝転がって使う事」もなくはなかったのですが、全体からすると僅かな頻度しかなく、またそういった使い方をしていると高確率で「寝落ち」する状況でしたので「寝ながら使うのはこの際もうやめよう」と決めたからというのもあり、結果全く支障がなかったというわけです。
逆に「それなりに場所を変えて使う」「それなりに持ち運ぶ」という方には、ご想像の通り自分としても全くおすすめできません。
また直近で感じた難から「ソファーなどに座って片手で保持しつつ利き手で画面操作する」といったよくある普通のタブレット端末の使い方をする場合にも、おすすめできません。
たまたま自宅から近い実家に持って行った際に「うっかりサイズ10.5インチまでのiPadと同じノリで左手で保持しながら短時間使ってしまった」ところ、左手首に痛みを感じるようになってしまったからです。
勿論これこそ「個人差」のある事かとは思いますが、非力だったり自分のように腱鞘炎気味な方には12.9インチの重さと、そのサイズからくる重量のかかり具合が思いのほか堪える可能性は高いと感じました。
〇バッテリーの減りは10.5インチよりはやめ
これについては早い段階で10.5インチを手放してしまったのでハッキリと言い切る事はできないのですが、3年近く使ってきた10.5インチに比して「画面を点灯して使っていると」バッテリーの減りが速いように感じられました。単純に画面サイズが大きいのでバックライトの数も多いでしょうし、解像度がちょっと高いので処理負荷も同じ事をやっても少し高くなるだろうからかな……と思っていますがまあ想像です。
また逆に充電には明らかに10.5インチより時間がかかりますが、これは単純にバッテリー容量が大きいからでしょう。
自分の場合基本自宅でしか使わないので大した問題ではないのですが、電源のとれない場所で使うケースが多い方は、12.9インチより小さいサイズ（現行機種だと11インチ10.5インチ・10.2インチ）の機種を選ばれた方が良いかと思います。
〇内蔵スピーカーの音の違い
10.5インチの場合でもランドスケープモード（横表示）にすると左右方向にスピーカーがくるので「ステレオ感」がしっかりあって動画の視聴に良かったのですが、12.9インチの場合はそれに加えて低域の量感がアップしているので、特に映画や音楽PVを見ると俄然良いと感じられました。
もちろん低域の量感があると言っても、それなりのサイズのBluetooth接続スピーカーなんかのようなドスドスした低音が出るわけではりません。ただ10.5インチと較べると明らかに低域の量感はありますので、較べると「嗚呼映画や音楽はこっちだなあ」となるかと思います。
〇古い世代の機器はアクセサリ類に注意
今回、画面サイズが大きくなる事のみを目的に現行機種からは2世代前となる2017年発売の12.9インチiPadProを購入したわけですが、購入を決めてから普段通り保護シートやカバー、その他アクセサリー類を探していて「ゲ」となったのが「選択肢がほとんどなくなっている」という事です。
今回の機種の場合特に、2世代前の機種である事に加えて本体の形状が現行機種と違う事も大きいかと思われますが、まず純正のアクセサリー類がごく一部を除き「流通在庫のみ」となっていました。
5月発売のiPadPro用MMagic Keyboardが使えないのは承知していたのでSmart Keyboardを見てみたのですが、自分が求めていたUS版は販売が終了しており流通在庫もなく、基本中古品でしか入手できない状態でした。その為、キーボードは諦めて手元にあったlogicool製のiPad用のソレを使う事にしました、
カバー類についても純正品は販売終了となっていましたが、幸いにもビッグカメラ通販での取り扱いを見つけましたので、smart coverの方のみ購入しました。本当はバックカバーの方も欲しかったのですが、両者を購入すると2万円近い価格になる為、バックカバーはサード製の安価なもので我慢する事にしました。
その他、サード製の液晶保護シートについては毎度買っている国内メーカー製のそれが背面保護用のシートとセットになったものしかなかった上に、最近選んでいる浅い傷の自己修復機能があるタイプがなかったので、別メーカーのガラス製液晶保護シートを選ぶ事となりました。
古い機種を選ぶ場合、自分にとって必要なアクセサリー類がまだ購入可能かは購入前に確かめた方がよいでしょう。
といったところで。
個人的には満足いく買い物となりました。
「手で持たずどこかに置いて使う機会が大半」「持ち運びの頻度はとても低い」といった使い方であれば案外、一般に想像されているよりも使い勝手の良いタブレット端末かと思います。
因みに現状、自分は写真のように少し高さのあるピボット機能付スタンドに設置し、以前から持っているiPad対応のlogicool製Bluetooth接続キーボードとMagic Trackpae2を組み合わせて使っています。
〇画面サイズが大きいと何をするにも快適
人により感じ方の差異はあろうかと思いますが、自分としては「何やっても以前の10.5インチより快適」なので画面サイズについては非常に満足しています。
これについては12.9インチiPadProについて書いた最初のエントリでも写真アリで触れていますが、アプリによって違う「画面サイズに応じて表示が大きくなる」「表示は大きくならないが一覧できる情報量が増える」の2点からくるものです。但しここらはアプリの対応具合によりますので、標準アプリ以外で良く使われるアプリについては表示がどうなるかを予め調べておいた方が良いでしょう。
〇大きさ重さをどう捉えるかは使い方次第
これも感じ方に差異はあろうかと思います。
当初自分は、本体到着に先立って届いたケースや液晶保護シートを見た瞬間「これは10.5インチとの併用でないとつらいだろうな」と感じました。ところが実際には10.5インチを手放して12.9インチのみとしています。
これは自分の普段のiPadの使い方がたまたま「12.9インチオンリーでも支障がなかった」からです。即ち、
・基本的に場所は固定で、動かすのは稀。持ち歩きはもっと稀。
・手に持って使う事がほぼない
というところからです。
元々10.5インチを使っていた際にも冒頭の写真と同じ位置に、もっと高さの低いスタンドに設置し、ほぼそこでしか使わない……という使い方をしていました。
正確に言うと「ベッドや床に寝転がって使う事」もなくはなかったのですが、全体からすると僅かな頻度しかなく、またそういった使い方をしていると高確率で「寝落ち」する状況でしたので「寝ながら使うのはこの際もうやめよう」と決めたからというのもあり、結果全く支障がなかったというわけです。
逆に「それなりに場所を変えて使う」「それなりに持ち運ぶ」という方には、ご想像の通り自分としても全くおすすめできません。
また直近で感じた難から「ソファーなどに座って片手で保持しつつ利き手で画面操作する」といったよくある普通のタブレット端末の使い方をする場合にも、おすすめできません。
たまたま自宅から近い実家に持って行った際に「うっかりサイズ10.5インチまでのiPadと同じノリで左手で保持しながら短時間使ってしまった」ところ、左手首に痛みを感じるようになってしまったからです。
勿論これこそ「個人差」のある事かとは思いますが、非力だったり自分のように腱鞘炎気味な方には12.9インチの重さと、そのサイズからくる重量のかかり具合が思いのほか堪える可能性は高いと感じました。
〇バッテリーの減りは10.5インチよりはやめ
これについては早い段階で10.5インチを手放してしまったのでハッキリと言い切る事はできないのですが、3年近く使ってきた10.5インチに比して「画面を点灯して使っていると」バッテリーの減りが速いように感じられました。単純に画面サイズが大きいのでバックライトの数も多いでしょうし、解像度がちょっと高いので処理負荷も同じ事をやっても少し高くなるだろうからかな……と思っていますがまあ想像です。
また逆に充電には明らかに10.5インチより時間がかかりますが、これは単純にバッテリー容量が大きいからでしょう。
自分の場合基本自宅でしか使わないので大した問題ではないのですが、電源のとれない場所で使うケースが多い方は、12.9インチより小さいサイズ（現行機種だと11インチ10.5インチ・10.2インチ）の機種を選ばれた方が良いかと思います。
〇内蔵スピーカーの音の違い
10.5インチの場合でもランドスケープモード（横表示）にすると左右方向にスピーカーがくるので「ステレオ感」がしっかりあって動画の視聴に良かったのですが、12.9インチの場合はそれに加えて低域の量感がアップしているので、特に映画や音楽PVを見ると俄然良いと感じられました。
もちろん低域の量感があると言っても、それなりのサイズのBluetooth接続スピーカーなんかのようなドスドスした低音が出るわけではりません。ただ10.5インチと較べると明らかに低域の量感はありますので、較べると「嗚呼映画や音楽はこっちだなあ」となるかと思います。
〇古い世代の機器はアクセサリ類に注意
今回、画面サイズが大きくなる事のみを目的に現行機種からは2世代前となる2017年発売の12.9インチiPadProを購入したわけですが、購入を決めてから普段通り保護シートやカバー、その他アクセサリー類を探していて「ゲ」となったのが「選択肢がほとんどなくなっている」という事です。
今回の機種の場合特に、2世代前の機種である事に加えて本体の形状が現行機種と違う事も大きいかと思われますが、まず純正のアクセサリー類がごく一部を除き「流通在庫のみ」となっていました。
5月発売のiPadPro用MMagic Keyboardが使えないのは承知していたのでSmart Keyboardを見てみたのですが、自分が求めていたUS版は販売が終了しており流通在庫もなく、基本中古品でしか入手できない状態でした。その為、キーボードは諦めて手元にあったlogicool製のiPad用のソレを使う事にしました、
カバー類についても純正品は販売終了となっていましたが、幸いにもビッグカメラ通販での取り扱いを見つけましたので、smart coverの方のみ購入しました。本当はバックカバーの方も欲しかったのですが、両者を購入すると2万円近い価格になる為、バックカバーはサード製の安価なもので我慢する事にしました。
その他、サード製の液晶保護シートについては毎度買っている国内メーカー製のそれが背面保護用のシートとセットになったものしかなかった上に、最近選んでいる浅い傷の自己修復機能があるタイプがなかったので、別メーカーのガラス製液晶保護シートを選ぶ事となりました。
古い機種を選ぶ場合、自分にとって必要なアクセサリー類がまだ購入可能かは購入前に確かめた方がよいでしょう。
といったところで。
個人的には満足いく買い物となりました。
「手で持たずどこかに置いて使う機会が大半」「持ち運びの頻度はとても低い」といった使い方であれば案外、一般に想像されているよりも使い勝手の良いタブレット端末かと思います。