SSブログ

ブリージングデバイス ston(ストン) 茜(Akane) [その他買い物]

新年一発目の無駄遣い。

※管理人は非喫煙者で比較的臭いに敏感であり、かつ本機のような液体フレーバーを熱で蒸発させて吸い込む系統の機器を使うのも初めてです。臭いや香りの感じ方は個々人の差が激しいかと思いますので「非喫煙者で自称臭いに敏感な人間の中にはこう感じたケースもある」程度にお考えください。


【購入のきっかけ】  
発売を知ったのばITmediaでの記事を読んでですが、その時には現状も同じく唯一取り扱いのあるアマゾンでは品切れとなっていました。
その後も転売屋価格が横行するだけであった事、また「ニコチンではないにしろ肺に何か入れるって危なくないのか?」といった疑問等々からその存在は暫く記憶から消える事となりました。
その後在庫が復活していると知っても、前述の「これってどうなの」という疑問や価格の高さ等から手を出さずにいたのですが、正月の暇な日にふらっと(きっと暇つぶしのつもりだったのでしょう……)買ってしまいました。


【写真】
IMG_0567.jpg

注文したのは、本体とフレーバー(液体)が封入されたカートリッジ1つとなっています。
因みにこのカートリッジは現状「ミントフレーバー」「ココナッツフレーバー」と2種あるのですが、ミントの方はほぼずっと売り切れで転売屋価格状態が続いているようです。
ですので自分が今回手にする事ができたのは「ココナッツ」の方となります。

IMG_0568.jpg

円形の本体箱を開封すると、同梱物はこんな具合です。
本体・短いUSBケーブル・充電用クレードル、説明書2種に注意事項の紙、となっています。

IMG_0569.jpg

USBケーブルを付属のクレードルに挿しそれにさらに本体を挿して充電が基本のようですが、充電は無接点充電とか充電用の小さな接触型端子ではなく、単にmicroUSBの端子がクレードルから飛び出ているものです。
また付属のケーブルが短く使いにくかったので手元のケーブルを使おうとしたところクレードルのケーブル接続用のmicroUSB端子が奥まった位置にあり使えなかったので、本体に直接ケーブルを挿す事にしました。
充電中は写真のようにLEDが点灯し、充電が終わると消灯、という動作のようです。

IMG_0570.jpg

カートリッジを挿入する部分にはカバー(蓋)がついているのですが、これを付けたままでも本体と蓋の間に僅かな隙間があるので充電状態の確認はできました。
カバーそのものは磁石で本体とぴったりくっつき、磁石の極性を利用して違う向きにくっつかないようになっています。


【大きさ・重さ・質感等】
本体は手のひらに軽く収まる、たまごを薄く潰したような形状です。金属製で表面は梨地仕上げで質感はまずまず良いです。重さも重すぎず軽すぎずといった感じで悪くないように思います。

クレードルは充電中底面のLEDが点灯するギミックがあるようですが、本体との充電は飛び出したmicroUSBというだけですし、後述する価格の高さも考えると個人的にはなくても良いように感じました。


IMG_0571.jpg



【実際使ってみて】
吸い方や扱い方の簡単な説明動画が公式のものとしてYouTubeにアップされているとの事でしたので扱い方はそちらで予習しておきました。(説明書はほとんど読んでません)

3本入りのカートリッジを1つとりだし、カバー(蓋)を外した本体にねじこみ、カートリッジ部分を軽くスパスパと2回吸い込むと、本体のLEDが点灯して準備完了です。

肺にガッツリ吸い込むのが怖かったので、まずは葉巻ライクな口の中に留める吸い方をしました。
まず感じたのはアーモンドを薄めたような甘い香りで、それ共に僅かなミント系の「スースーする」香りも感じました。すぐに口から吐き出すと煙っぽく結構な量の蒸気が発生しますが、公式の説明動画にあるように、さらに鼻から空気を吸い込んで含むと、かなり見えにくくはなります。

香りそのものは強烈とまでは言えないですが蒸気の方にもしっかり香りがあるので、蒸気が目立たない吸い方をしたとしてもどこかれ構わず使えるものではないなと思います。

香りについては好みがあるかと思いますが、自分としてはメインの「甘い香り」は特段好きな香りではありませんでした。ただ「ミント系のスースーした香り」はミント系のタブレットのような強力なものには程遠いものの、吸った後も甘い香りよりは長く残り、呼吸をすると弱いもののスースーした感じが残りますので、そちらは「ちょっとアリかもしれない」と感じました。

本来はガッツリ吸い込むものかと思いますし、レビューにならないので恐る恐るですが二度ほどしっかり吸い込んでみました。
結果、何か体に入った感は少しあるもののあまり大きな体感差はなく、違いとして感じたのは「ミント系のスースーした香り」が口中以外にも少し残る……といったところでした。

またこれらの香りですが、しっかりと口を漱げば(すぐに完璧にとは言いませんが)メインとなる甘い香りは比較的とれやすいものと感じました。

今回購入したカートリッジにはGABAが、今回は買えなかったカートリッジにはカフェインが含まれているとの事ですが、当然ながら何かガツンと即効性のあるものではなく「効いた」といった感覚はありませんでした。(薬品ではありませんから、恐らくあったら不味いでしょう。)


【まとめ】
香りが好みに合えば、一服と言うか気分転換というか、そういったグッズとしてはアリなのかもしれませんが、個人的には人にすすめるのは厳しい商品だと感じました。
それらは以下の理由によります。

1)価格が高い上に販路が限られ、肝心のカートリッジが長期間転売屋価格
この種の液体状フレーバーを蒸発させて吸い込む機器は先行品がたくさんあるようですし、また喫煙者の方にはお馴染みの加熱式タバコもたくさん種類があります。
それらに較べて本体・カートリッジの価格が高い上にカートリッジは種類も2種類と少なく、しかも事実上1種類しか買えないというのは厳しいです。
因みに今回の「本体+カートリッジ1種」でも8580円かかっています。


2)試す手段が全く用意されていない・売る為の施策がない
1)と関係しますが、高価であってもイベント等が企画されて試す機会があるとか、発売直後は価格を下げる等のプロモーションをうつ等があればまだ良いのですが、そういった事もまったくされていません。
となると、価格がよほど安いものでもない限り、購入に踏み切るのは多くの人にとってハードルが高いかと思います。


といったところで。

価格の高さや嗜好品なので好みが別れるであろう事などを考えると、現状人にすすめるのは厳しい、というのが本音です。
また自分にとってどうだったかというと「ウーン……どうかなあ」というのも本音です。

「ずっと気になっていて試したかったが迷っていたのを思い切って買った」だけに自分は「まあ、いいか……」で済みますが、余程の新しもの好きや物好きの方以外には厳しいかなと思います。

自分としては、現在まともな価格で購入できないもう1つのフレーバーが普通に買えるようになったら「まあ本体買っちゃったし一応は試してみようかなあ……」といったところです。


 

コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント