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Blueair社製空気清浄機のフィルター交換 [家電]

Blueair Blue Pure 221とsense+のフィルターを交換。

拙宅では去年末にかけて一気に自宅の空気清浄機入れ替えを行った結果、同社製の空気清浄機が3台ありました。

このうち最も適用床面積の小さなBlue Pure 411は、実家にあげていたナショナル(!)製の空気清浄機がとうとうフィルターを購入できなくなったので代わりとしてあげました。
フィルターの交換サインが少し前に出ていたのでそちらは既に交換済みなのですが、多少交換に手間取った以外は特に大きな問題もなく、また交換後のフィルターもくしゃっと潰せるコンパクトなものなのでゴミの面でも問題ない結果となっていました。(フクセン)

拙宅にある冒頭の2台のうち、Blue Pure 221の方が、理由は割愛しますがとっくに交換時期を過ぎているのにそのままにしていました。そこへ数日前にsense+の方の交換時期がきましたので「じゃあ同時に交換するか」という事となりました。

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交換用フィルターと空気清浄機はそれぞれこんな具合です。箱は結構嵩張ります。

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まずはBlue Pure 221から。フィルター形状は直方体ですが、後継機種発売に合わせて扱いの始まった新型フィルターで、嵩張りづらいように折り畳み式となっています。
元々Blue Pure 221本体についていたフィルターより活性炭量が圧倒的に少ないので脱臭能力的には確実に落ちるかと思いますが、同構成のsense+の脱臭能力でも通常の利用では十分な効果を感じていましたので、価格が少し安かったのもあり選びました。

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装着の為に組み立てるとこんな具合。

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既定の6ヶ月を大きく過ぎて使用した旧フィルターと並べると汚れ具合が良く分かります。
Blue Pure 221は本体上部の稼働部を外し、旧フィルターを引き抜いて入れ替えるだけなので交換作業自体はとても楽でした。なのでその手順は割愛します。


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次にsense+の交換用フィルターですが開封するとこんな具合に鎮座しています。
箱状の紙製ボックスに収まった集塵用のフィルターの上に、脱臭用の活性炭フィルター(シート状の薄いもの)がのっています。
sense+は吸気口と排気口それぞれにフィルターが装着されていますので、2組はいっています。

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箱から取り出すとこんな具合。それぞれがビニールで包装されています。

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購入前から知っていいましたしsense+でネックとなる交換作業です。
まずは11kgある本体をそっと横倒しにします。重さがあるのと側面はスチール製ですのでフローリングに傷がつかないように絨毯の上で作業しました。
本体下部左右にある脚部がフィルターの入ったカートリッジの取っ手を兼ねており、前述のように吸気側排気側にあるので2つあります。

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ちょっと力を入れて引き出すとこんな具合です。吸気側の方カートリッジ(樹脂製の外枠)に、本体スリットの形状そのままに埃がビッシリついているのが分かります。

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まずは排気側から交換しました。こちらの脱臭フィルターは「吸気側脱臭フィルター→吸気側集塵フィルター→排気側集塵フィルターの次」にくるせいもあってか6か月経っても見た目には埃の付着がなく綺麗なままでした。

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排気側の集塵フィルターを交換用の新品と並べるとこんな具合です。汚れに偏りがあるのは、恐らく内部のファンの位置が本体裏面側に寄っているからでしょう。

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カートリッジ(外枠)からフィルターをそれぞれ外すとこんな具合です。

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さてここからが「まさかこんな面倒が」というネタです。脱臭フィルターは恐らく活性炭を練り込んだシート状のものなのですが、これを手できっちりと凸凹のある外枠にはめ込んでいく必要があります。これが結構な手間なのと、構造を理解しないと割と難しいものでした。

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剥き出しの活性炭フィルターを手でぎゅうぎゅうする事になるので、床はこんな具合になります。掃除必須です。

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脱臭フィルターをなんとかはめ込み終わりました。

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次に集塵フィルターをはめ込みますが、こちらは紙製の箱状ケースにおさまっているので単にスッとはめ込むだけでその点は楽でした。
なお空気の流れに合わせて方向があるようで、その指示が側面に書かれています。

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次に吸気側です。
作業としては全く同じですが、ご覧のように埃がついていたのでまずは外枠部分を拭いて綺麗にしました。

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吸気側の脱臭フィルターは真っ先に埃に晒されるのでこんなに汚れていました。
脱臭フィルターなので集塵フィルターを通った後に空気が通った方が良いような気がする(=以前使っていた古いナショナル製空気清浄機ではそうでした)のですが、理由は分かりません。

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集塵フィルターを交換用の新品と並べるとこのくらい汚れています。排気側と違い汚れ方に偏りはなく、まんべんなく汚れていました。

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外枠上部にもホコリがビッシリついていたので拭きました。

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脱臭フィルターを外します。後の手順は排気側と全く同じなので割愛します。

フィルター交換後のカートリッジ(外枠)の装着ですが、そっと本体に挿し込むと最後の方でひっかかり、上手く装着できません。
内部の構造を見ると樹脂製パーツがカートリッジ(外枠)に噛むような構造でしたので、手で思い切って叩く感じに押し込むとカッチリ装着できました。

こんな具合で、sense+のフィルター交換は、事前に分かっていた「交換時に重い本体を横倒しにして行う必要がある」という面倒以上に面倒なのが分かりました。
sense+については余程「このデザインに惚れた!」という方以外にはすすめづらいと以前のエントリで書きましたが、今回のフィルター交換の煩雑さを知ったので「この手間暇を厭わないくらいにデザインに惚れこんた人以外にはおすすめできない」と思いました。


最後に。

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こちらが廃棄する必要のある交換の終わったフィルターですが、なかなか処分に困るサイズです。
sense+の方はまだいいですが、Blue Pure 221用の旧型フィルターは強固な樹脂製の枠がついている上にコレが交換した新型フィルターのように折りたためないのでどうしたものか思案中です。


といったところで。


今回フィルターを交換して更に思ったのですが、やはりこのメーカーの空気清浄機は実家にあげた最も小型のBlue Pure 411以外は安直に人にすすめづらいものがあります。
特に今回の場合ですと、交換後のフィルターが嵩張る点ではBlue Pure 221、交換の手間の点ではsense+に明らかな難があるかと思います。

個人的には、Blue Pure 411は良いかと思いますが、他は「買う前にちょっとよく考えなはれ」という感じです。

ともあれ自分としては、本体が壊れるかフィルターの供給が終わるまで大事に使っていくつもりです。




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