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拙宅空気清浄機環境 [家電]

なんとはなしに、まとめ。


今年に入ってから立て続けに3台も空気清浄機を購入し、全てBlueair社製に置き換わったのが現状です。
今年ももう1か月程度となり、12月はどうせまたgdgdするだろうという事で時間のある今のうちに、一番長く使ってきたもので5か月ほど、一番短いもので1週間ほど使ってきた中で感じた事をそれぞれあれこれ書こうと思い、購入した順にまとめました。なお空気清浄機ではありませんが、付随する機器として外付けの空気センサーについてもまとめました。


「パワーこそ全て」
Blue Pure 221 Particle and Carbon

IMG_1045.jpg

今年7月、最初に購入したBlueair製の空気清浄機です。
購入のきっかけは今年で12年目になるナショナル製(!)の空気清浄機が微妙にヤバイ音をたてはじめたからでした。

基本的にはLDKをカバーしているその古い空気清浄機のリプレイスでしたので、後述するSense+などと延々迷いながら、結局は価格と適用床面積の広さから選びました。
JEMA(日本電機工業会)基準での適用床面積が39畳と広大な為、拙宅では最少風量でも十二分にLDK+隣接した和室(6畳)に臭いがとれる状態です。

但し空気清浄機の基本機能である「風量」と「フィルター性能」に全振りしている為、本体のつくりはそんなに強固ではなく、ファンの動作音で筐体がビビったりしていたので自分でちょっとビビりを抑える工夫をしたりしています。

また、国内メーカー製の普通の空気清浄機や、同社製の中核かつ本機の上位シリーズとなっている「Classic」シリーズの当時のラインナップと違い、内蔵センサーを使った自動運転機能やwi-fi対応等は一切機能としてついていません。
本体には丸く大きなタッチセンサー式ボタン(写真中央にある「blue」とかかれたものがそれです)があり、そこで3段階の風量切り替えができるのみです。

本体は底面が33cm角の正方形で高さが52cmほどのある直方体で、底面から本体半分ほどまでの高さがフィルターで、全周から空気を吸い込み、フィルターで綺麗になった空気を上面から排出する構造です。
その為設置場所自体はあまり選ばないのですが、サイズが大きい(重さもフィルター込で8kgほどあります)為、実際には設置スペースを確保しないといけないものとなっています。

最少風量が25畳程度の適用床面積の国内大手メーカー製空気清浄機より少し小さい、といった程度とパワフルなので最少風量時であっても静かな部屋ですと「ちょっと動いてるなあ」と分かる程度の動作音となっています。その為寝室等にはおすすめできませんが、「広い部屋をカバーできる単機能空気清浄機が欲しい」という場合は圧倒的な風量にものを言わせて短時間で空気を綺麗にできるのでおすすめです。



「IoTな空気センサー」
・Blueair Aware

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IoTな空気センサーで、本来は最後にとりあげる「Sense+」と連動して自動運転を実現する為のものですが、単なる空気の汚れを可視化するセンサーとして前記Blue Pure 221を購入した後に追加で購入しました。

アプリ経由では細かな数値を確認でき、本体には線状のLEDランプが搭載され、その色と長さで6段階に空気の汚れ具合を確認できます。
IFTTT対応なので、自分はこのセンサーとPhilips HueのLEDランプを連動させ「空気が汚れたらフロアスタンドを暗めにオレンジ色で点灯、綺麗になったら消灯」といった事をしていました。

見た目は後述Sense+と組み合わせを想定してか、無骨ではない綺麗なデザインとなっていますが、設定の為のモード変更が本体を上下さかさまにする、というかたちだったりと少々使い辛い部分もあります。
空気の汚れを手軽に可視化するものとしてはなかなか良いかと思うのですが、2万円オーバーという価格が少々ネックになるかなと思います。



「個室向けの決定打」
・Blue Pure 411 Particle + Carbon

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後述の「Sense+」が同社のClassicシリーズ及びBlue Pureシリーズの新機種発売に伴い短い期間だけ激値下げ(店にもよりますが14000円程度安くなっていました)されていて買うのを迷っていたところ「よし、買おう」となった時には元の価格に戻っていてガックリ……といった事があり、その代償行為として購入してしまいました。

そんな不毛な動機での購入でしたが「最小風量時が非常に静か(=静かな部屋で耳を直近まで近づけてやっと動作が分かる程度)」「本体が小型軽量で移動しやすい(=掃除の際の移動が楽)」「同社製にしてはフィルターが安価(=3000円程度)」と思いのほか使い勝手の良いものでした。

なお、適用床面積がJEMA基準で13畳程度と小さ目なので基本的には8畳程度の個室向けの製品として想定されているものです。

「最少風量が小さすぎる」「2段階目以上の風量時に騒音が大き過ぎる」といった評価もありますが、自分としては「極端に臭いや有害物質のある状態ではない小さな部屋での運用なら最少風量でも問題なし」「風量二段階目の騒音は国内メーカー製のそれと大差ない」「最大風量は内蔵ファンとモーターが小さいからか一般的な同程度の適用床面積の空気清浄機より高めの五月蠅い音だが、そもそも最大風量時は他の空気清浄機でも室内にいる時に使い続けられる騒音ではない」というところから「神経質な方でなければ全く問題なし」かと思います。

今年購入した同社製3台の空気清浄機の中では一番「普通に誰にでもおすすめしやすい」ものかと思います。



「デザイン全振り」
・Blueair Sense+

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代償行為ぽく前述Blue Pure 411を購入しましたが、アマゾンのポイントが5000円分ほど発生した結果「激安になってたタイミングで購入できた価格よりは高いけど、まあいいか」となり結局購入してしまいました。

ググっていただき確認していただくと分かりますが(好みの問題は別として)空気清浄機の中ではデザインにかなり気を遣ったものとなっており、そこが非常に魅力的です。

しかし空気清浄機としての基本機能自体には全く問題ないものの、似たような適用床面積の機種同士で較べると国内メーカー製のそれと較べて割高なBlueair製の空気清浄機の中でも、最も割高な機種となっています。
その上デザイン最優先の為、本体サイズに比して風量も小さ目となっています。
また同社製空気清浄機は機種を問わず基本的に「24時間動作の場合6か月毎にフィルター交換」となっていますが、そのフィルター交換が最もやりづらい構造だったりもします。

自動運転については前述Blueair Awareとの組み合わせで実現可能となっていますが、動作の基準については(少なくとも今のところ)ユーザーが任意で変更できず、かなり室内の空気が汚れないと風量がアップしない上に、国内メーカー製のそれと違い段階的に風量が大きくなったりもしてくれないので、基本機能面でも比較すると苦しいところです。
wi-fi設定を行ってアプリからのコントロールをできるようにするとタイマー動作等の機能は増えますのでそれができる環境が前提となりますが、その設定ができない方の場合は本体だけですと風量の変更しかできない機器となってしまいます。

とはいえ機能面では前述Blueair Aware同様IoT家電ですので「調べて自分なりに色々やれる人」にとっては便利に使える面もあります。
指定した空気の汚れ具合で風量をアップしてもらいたいので、自分の場合はIFTTTを利用しBlueair Awareで一定以上の空気の汚れ具合になったら風量アップ、一定以下の汚れになったら風量ダウンといった事をやっています。

IoT絡みので知識が既にある、或いは調べて色々やれる(そもそも組み合わせて色々する為の機器が既に手元にある)といった方には便利だったり愉快だったりするものですが、そうでない方の場合は基本的に「このデザインがとても気に入った!惚れた!」という方以外にはすすめにくいものです。

デザイン面についてフォローすると、基本綺麗なのに加え、本体色(ホワイト)以外にも5色、合計6色から選べますので部屋に置くものについては家電といえど拘りたい、という方には良いものかと思います。


といったところで。

今年購入した空気清浄機(とそのオプション品)について書きましたが、自分としてはどれも役立っているので満足しています。
ただ人にすすめるとなると個室用の空気清浄機としてのBlue Pure 411はいいですが、他は少々「人によっては困るor受け入れ難い」部分がありますので、気になられた方は慎重にご検討の上購入の可否を決められるのが良いかと思います。


 
 

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