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極小サイズスマホを入手 [ケータイとか]

Kickstarter案件。

※以下で「音」について書かれている箇所はあくまで一個人かつ素人の主観の入った感想であり、さらに管理人は加齢で高い音が聞こえにくくなってきています。ですので「こういう考えもある」程度にお読みください。

Kickstarterで支援していた極小スマホがようやく手元に届きました。

Jelly, The Smallest 4G Smartphone

元々は今年の5月から支援を募りだし、8月から出荷開始という流れでしたがKickstarterではよくある話で出荷自体が少し遅れ、さらにスマホ本体と一緒に注文していた予備バッテリーが(恐らくテロ関連で荷物の扱いが厳しくなっていた関係で)送付不可となった為に予備バッテリーを注文していた人はさらに出荷が遅れ、自分の場合は(恐らく向こうの手違いかと思いますが)「登録した送付先住所が不足していたので再度知らせてくれ」などと言われ、結果自宅にやってきたのは今月19日となりました。

最終的に国際郵便でも受け取りの必要な扱いのものだったので宅配ボックスが使われず、結果実際に手にしたのは再配達をお願いした9/23AMとなりました。


今回は写真多めです。


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1枚目の写真左からの箱3つ(本体・アームバンド付カバー・ケース)が届いたもので、右端は別途購入しておいた液晶保護シートです。
箱とiPhoneSEの比較でもかなりコンパクトなのが見てとれます。

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開梱ご対面。同梱物は「簡易説明書」「液晶保護シート」「USBケーブル」「充電器」でした。
本体色は「黒」「白」「青」とあり、通常なら小物は白を選ぶ自分ですが「せっかくなのであんまりない色を」と今回は青にしてみました。

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本体をiPhoneSEと並べるとこんな具合で、かなり小さいのが分かります。

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予備バッテリーが送ってもらえなかったのであまり意味はありませんが、今となっては珍しいバッテリーが交換できるタイプとなっています。
自分より先に手にされた方々のレビューから、バックカバーは硬くて外すのが大変なのと、バッテリーがビニール製の袋にはいった状態でおさまっているので必ず開けなきゃいけない、というのが分かっていましたのでギターピックなどを使って開けました。
バッテリーを取り外すとnanoSIMスロット×2とmicroSDのスロットがあります。

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充電中はこんな具合です。画面下部センターにあるホームボタンの周囲がリング状に光ります。これは通知LEDも兼ねており設定で光らせる事もできます。

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電源投入直後はメーカーロゴのまわりを色のついた●がフニフニ動き回るアニメを経て、ご覧のような画面となります。
画面サイズの小ささではなく画面解像度(320px×432px)の関係から、ホーム画面のアイコンは標準のランチャーだと横方向に3つしか並びません。

IMG_0181.jpg IMG_0182.jpg

過去に入手した極小端末2機種と並べても、その小ささはよく分かります。


さていきなり結論を書くと、SIMはまだ挿していませんが現状使ってみた感じだと思いのほか普通に使えるものでした。

タッチパネルの精度が結構良いので、この手の極小端末を昔から使っていた上に手も小さい自分は文字入力なんかも(当然普通サイズのスマホよりは間違いなくやりづらいですが)割と普通にできました。

Screenshot_20170923-161428.png Screenshot_20170923-195221.png

但し画面解像度の低さから、アプリによってはまともに使えないものもありました。
1枚目は普通に使えたアプリの例で、左が全くどうしようもないアプリの例です。ここらは試してみるしかありません。
ただ個人的には問題のあったアプリは代わりに問題なく使えるアプリがあった上に「別に使えなくてもOK」なものだったので全く問題になりませんでした。

が、それよりも恐らく一番問題になるのは「バッテリーのもちの悪さ」でしょう。

極小な本体サイズの為にバッテリーそのものが小さく、容量も小さいので仕方ないのところではあります。
画面スリープ状態での待ち受けが大半となる自分の使い方でどうなるかについてはまだ確認できていないのですが、画面点灯状態で操作を行っているとかなりのスピードでバッテリー残量が減っていきます。
厳密に確認はできていませんが、ずっと触り続けていると恐らく5~6時間程度で干上がりそうな印象でした。

またこれも極小サイズとの兼ね合いで仕方ないところかと思いますが、操作しているとそれなりに本体が熱をもちます。


動作の印象については、自分が試しに使ってみた普段使いのアプリならば動作速度的に全く問題がありませんでした。
また自分は動かしていないのですが、画面解像度が低い事が幸いして処理負荷を減らしてくれるからか3Dのキャラが動くようなゲームアプリでも動作確認するものがあるようです。


イヤホンジャック出しの音質が良いという声がありましたので、それも試してみました。
結論から言うと、当然の事ながらDAP専用機やスマホでもDACをソレ用に積んでるような専用機には全くかないませんが「想像していたよりはずっと良い」「このサイズのしかもスマホと考えると結構良い」と言える音でした。

final E2000を挿してopus#1あたりと比較すると低域が盛られているのがよく分かりましたが、さはいえDAPとして使うに際して駄目な部類のスマホにあるような「全体的に音が曇ってる」「ノイズが載ってる」「音量が安定せずふらつく」といった事はありませんでしたので、率直に言って「普通に音楽を聞ける」ものだと感じられました。

但し流石に内蔵のアンプは非力なようで、EARNiNE EN120なんかだとまともに鳴らせていないキンキンした音になってしまいましたので、ある程度イヤホンの選定は必要になるかと思います。


といったところで。


極小サイズにも関わらず(タッチパネルの精度も含め)性能的に実用十分なものをもつ驚きの端末ですが、画面サイズの小ささとバッテリーの持ちの悪さがあるのでメイン端末に据えるにはちょっと不安があります。
他方、用途を絞ったサブ端末としてなら大いにアリかと思います。本体が極小サイズで軽いのもあり、小さく軽いモバイルバッテリーを一緒に持ち歩けば不安も減らせるでしょう。

そんなわけでKickstarterでの支援額1万円程度なら十ニ分にアリですが、何かと評判が悪い購入代行業者や転売業者の2万円オーバーの価格では辛いかと思います。

またこのメーカー、実は似たような極小端末を過去にも出していてそちらは性能不足に加えて耐久性に難があったらしいので、今回は耐久性の面がどうなるか……次第でしょうか。

とはいえ好事家には間違いなくオススメな端末ですので、お好きな方は是非。

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