SONY Cyber-shot DSC-L1（到着）

　良い勉強。

　写りやどんなもんかについては何しろ以前持ってたデジカメなので分かっていたのだが……

　まあこんな感じ。

　

　写真では分かりにくいが、届いた個体について一言で言うと「とんでもなくボロボロ」なものだった。
　実は自分が中古品をネット通販で買う場合、某所で「中古極上品」もしくは「中古優良品」グレードで傷等についての記載が全くないものしか選んだ事がなかった。が、今回初めて「中古良品」かつ「本体に傷アリ」と明記にあるのものに手を出した結果こうなった。

　優良品で傷の記載がある場合は「どこそこにどんな傷」と細かくあるのがたいていなのだがこれはそうではないし、何よりグレードがいつもより1つないし2つ下だから仕方ないのだが……「嗚呼こんな感じになるのか」と。
　1500円という価格も考えると当然の結果なのだが、ボディ表面はともかく液晶面にざっくり傷があってしかもその部分の表示がおかしくなってるところは別途しっかり明記して欲しかったかな……

　と、手元に届いた個体はそんな具合だったのだが、まあ完全動作品なので使うに際して問題はないし、内容は勝手知ったるもの。
　手ブレには弱いし暗所にも弱い。けど明るさの条件が整って手ブレもしなければなかなかよろしい、そしてカメラ本体のサイズは小さい……とそんな具合。

　作例は以下のような感じ。1枚目の夜景のみISO100固定だが、あとはフルオートなのでISO感度はそれなりに上がっている。最高画質（といっても2段階しかないが）・最大解像度での撮影だが、400万画素クラスのデジカメなので余裕で容量制限をクリアしており、無加工。

　

　

　小さい本体サイズに手ブレ補正関係の機能は一切ナシ、ISO感度も400まで、なので室内ではすごく簡単に手ブレするが、よくよく考えるとそんなの当たり前の事で、最近のコンデジが皆強力な手ブレ補正機構を積んでいるために室内撮影でもそうそう失敗しない、というのに慣れているのが問題なだけだ。手ブレについて、理屈としては全く間違ってはいないのだから。

　暗所ではしっかりとノイズがのりディテイルも失われるのだが、個人的には最近の「塗り絵画質」なんかよりずっとマシに思える。
　例えば最後の1枚（実家の庭でとれた苺）なんかは、苺こそディテイルがうしなわれのっぺりだが、それをのせた小さな器の「うわぐすりの感じ」なんかはしっかり残っていたりするので個人的にはまあアリかなと思う。
　何より、液晶が1.5インチ（！）しか積めないくらいに小さいデジカメである事を考えると立派なもんだろう。

　といったところで、1500円（正確にはメモリースティック買わなきゃいけなかったので合計3000円弱）の超お気軽デジカメとして常時携帯の予定だ。