AKG Q460（80時間経過後＋イヤーパッド交換）

半ばヤケになっていたが。

※以下で「音」について書かれている箇所はあくまで一個人かつ素人の主観の入った感想、という事で「こういう考えもある」程度にお読みください。

その後延々と慣らしを続けていたところさらに音に変化はでてきたものの、やはり満足いく感じにはならず。

で、ふらふらとQ460のレビュー記事などを色々と見ていたところ「K404用のイヤーパッドにするとそこそこ晴れた音になる」といったものを見つけたので「もうやれる事を全部やってみよう」と。

結論から言うと思っていた以上に効果があり、確かにに「晴れた」感じになった。
もちろん「物凄く音がクリアになったヨ！」というのとはちょっと違うのだが、少なくともリケーブルの際よりも露骨に高音が聞こえるようになり、「（あくまで自分の中の）AKGぽい」雰囲気にぐっと近づいた。（気がする）

ヘッドホン本体より高いケーブルに手を出す（そして金額合計するともっと良いヘッドホンも色々選べる）という愚をやってしまったのでヤケになったのもあるが、敢えてここまで手を入れてみようという気になった大きな理由は……実はヘッドホンの「見た目」にあった。

派手な色なので外で使うのは躊躇するところはあるが、独特のグリーンなカラーリングが「何かかわいらしい」と妙に気に入ってしまったので「サイコーとまで言わずともなんとか自分的に『これならまあ』と思える音に近づけられないかなあ」と思ってしまったのが一番の原因だ。

恐らくホワイトやブラックのモデルを買っていたら、ここまでムキにはならなかっただろう。その方が（財布的に）良かった気がしないでもないが……

人にすすめるとすれば「サイズ的に問題なく装着できて」「この見た目が気に入って」「試聴してみて標準状態で音も気に入った」場合のみ、てのが基本かとは思うが、K404のイヤーパッドは2000円程度なのでその追加投資が問題なく、かつ音の部分について「もうちょっとだけ曇った感じが晴れればまあOK」というのならば、その場合もまあアリかなあ、とは思う。

但しK404用のイヤーパッドは表面の耳へのアタリや内部のクッションの違い含め、装着感はQ460標準のそれより明らかに劣るので、その点はご注意を。


自分は、あまり気合を入れず楽なスタンスで聞く際のヘッドホンとして使っていくつもりだ。