SSブログ

ドライカーボン製靴べら(注文) [服飾]

 ウーム。

 本当の洒落者かどうかは靴を見れば分かるという……

 が、自分は洒落者ではないので靴は割とテキトーである。革靴に関しては自分なりの拘りはあるがソレは単に「足型が合わんのですぐ靴擦れするから」という理由で特定メーカーのばっかり買っているという程度のもの。もちろん革靴の中では別段高くない価格のものばかりだ。

 しかし買う靴はそれでも問題ないと思っているものの、靴の扱いもぞんざいだったのは自分としては反省すべきところだ。革靴といってもソールまで革を使ったような本格的(?)なものは一足しかなく、所謂運動靴ライクに歩けるものばかりだったため、昔の小学生がつま先をトントンやって履くような、そんな扱いをしていた。結果、靴、傷みまくり。

 最近誕生日に靴を二足もらったので履いているのだが、そこで古い靴の踵部分の痛み具合と、新しい靴が靴べらがないと履けないしっかりとした状態なのを目の当たりにして「嗚呼靴べらがいるな」と感じる事となった。

 靴べらといっても自宅用には玄関に長いものを置いてあって既に事足りている。携帯用は確か親にごく普通の樹脂性のものをもらった筈だが、そんな靴の扱いだったので今まで使っていなかった。で「靴のためは無論だが『わざわざ買ったのだから持ち歩いてちゃんと使おう』と思えるような携帯用の靴べらを買おう」という事になった。

 当初は木製のものを探していたのだが、どうも自分如きヒヨッコには渋すぎるものしか「お」と思えるものがなかった。革製はヘタるであろう事なんかを考え初手から候補になく。あとは金属製だが、こちらはそもそも「お」と思えるものがなかった。そこで、カーボン。

 以前に目をつけていたが今ほどは靴べらを使うべき靴を履いていなかったため買わなかった、40万諭吉ほどするオールカーボン製のアタッシェを作っているメーカーが「端切れ」で作っているものが記憶にあったので、それを見てみる事にした。

 がー、端切れが出た時にしか作られないものである事と、チョイ悪オヤジなる風体の方々を量産する結果になった、ある雑誌の編集者がとりあげたとかで売り切れていた……いやまあそれだけが理由でなく、そもそも不定期に少数しか作られないものなので今は品切れ、と。

 他メーカー製のものもあったのだが、その多くは車やバイクのカーボン製パーツを作っているところが扱っているもの。それ自体は何の問題もなかったが、カーボンを使っている割には(件の品切れのものもそうだが)重かったり厚みがあったりして「どうも値段が高い割にそそられるものがないなあ」というところであった。が「お」というデザインのを見つけた。


 ドライカーボン・シューホーン(靴べら)(RDS)


 そうそうやはりカーボンはこうでなくては。薄くて軽いのに強い、と。あと金属部分のあしらいも程よいサイズでよい感じ。他所の記事によればアルミとあるのはレベルjは分からんがジュラルミンだそうだ……なんてのは完全に個人的な好みに過ぎないが、ともあれ他メーカー製が通常の樹脂性のものと同じような形状のものばかりで、加工技術的に凄いとかはともかく見た目はいまいち面白みを感じなかったので、ちょっと見た目が違うところに惹かれたのである。
 注文自体は別サイト(どうやらメーカーではなくデザインをした会社のサイト)で行ったのだが、返信メールにあったのが「受注生産」の文字であり、発送は今月31日になるとの事であった。むー。

 まあ値段が靴べらとしては(ブランド物を除けば)かなり高い方なので、却ってそれは「特別感」があっていいかなといったところ。届くまでの間は、先ほど探したら下駄箱の中から出てきた、普通の樹脂性のものを携帯する事にした。

 届いたらば、また……

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

トラックバック 0