VAIO typeP(公式ドライバ利用Xp化) [デジタル]
さらばWindows7RC版。(早)
Windows7RC版を入れてしばらくたった。何故かBluetooth接続のスピーカーが上手く繋がらなかったり、といった事もあったがアップデートがあたってからはさくっと自動接続してくれるようになったりとそこらは快適になっていた。
しかし拙宅環境では何故だか知らないがスリープからの復帰が妙に遅い(VISTAだと十数秒程度だったのか、ログイン画面まで数十秒待たされたりとか)問題があり、結構面倒に感じていた。また負荷がかかっているであろう作業―FLV動画の再生等―を行っている最中に突然の強制再起動、なんて事が2度ほどあり、どうも安定しない状況でもあった。
そうこうしているうちにVISTAのSP2が正式提供開始となり、こちらをひとまずメインのデスクトップPCに入れたところトラブルは特になく、かつ気持ち動作が機敏になった印象もあった。(こちらのPCはかなり環境が無茶苦茶なのでそもそも動作が遅い)
「嗚呼どうしようかなVISTAにリカバリしてSP2入れようか」などと思ってたらば第二世代typePの発表。内容としては基本性能のアップと天板デザインの変更とかであり自分にとってはとりたてて大きな「ああ新型いいなあ」という部分はなかった。
値段が下がって性能アップなんてのはPC買う上で避けられないところなのであきらめてるし、天板デザインは手元の「つるんとした」デザインの方が好きだったからだ。
そんな中で目についたのがXpモデルの発売だったが、VISTAモデルの下位機種(!)という扱いとの事でメインメモリが1GB固定だとかソニー直販サイトでカスタマイズしてもSSDが32GBのものしか選べ無かったりと、こちらはいまいち感があった。
でえ。前置きが長くなったが、結果最も目をひいたのは「VISTAモデルユーザー向けに正式にXp用のドライバとソフト提供するヨ(サポートはしねえけど)」という記事であった。
どうやら下位モデルととなるXp搭載機種と同じ扱いになるようで一部機能(HD動画再生支援等)が死んじゃうようだが、自分がXp化に踏み切れなかったのは「非公式だと手順が凄く面倒くさい」「VAIO独自の省電力機能が使えない」というのがあったからだった。
これらが問題なくなった今、Windows7から一気にXpまで逆戻りする事にした。
まずドライバやソフトについては以下からリンクを辿って入手した。
type P Windows XP用VAIOソフトウェアの提供について
typePからでないとダウンロードが出来ない制限がかかったりはしているが、少々面倒なもののtypePユーザーには問題のないところだろう。
また「サポートは一切しない」というものの、手順はかなり親切に書かれているのはなかなか有り難かった。OSを入れ替えるなんて作業をよくやる方にとっては十分過ぎる内容となっているが、逆に言うとこれを見ても何がなにやら、という方は手を出してはいけないって事なんだろう。
こと細かな手順はリンク先を参照していただくとして大雑把な流れは
1)Xp用ドライバ・専用ソフトのダウンロード
2)ダウンロード後展開したファイル群(1つのフォルダにまとまって展開される)をUSBフラッシュメモリ等のルートにコピー
3)該当機種の場合はそのデータよりファームウェアをアップデート
4)VISTAのリカバリディスク作成や必要なデータのバックアップ等を済ませる
5)Xp(SP2以降のみ対応)のインストール
6)Xpインストール完了後、フラッシュメモリ等より一部ドライバのみ先行してインストール
7)XpがSP2だった場合はSP3化
8)残りのドライバ・ソフトウェア群をフラッシュメモリ等よりインストール
といったところ。文字に起こすと面倒そうだが、人手が絡む部分は実はそんなにない(特に最後の8は基本最後まで数クリックするだけで勝手に進む)ので大した手間ではなかった。
インストールにかかる時間は途中でしくじった(後述)自分の場合でも3時間とかだろうか。
で、順当にいけばしくじることはまずないのだがしくじったのは、一番最初のXpインストール時である。
一応以前にMacBook(BootCamp)にXpをインストールする際にXp2統合ディスクを作成していたので当初はそれを使おうと思ったのだが「でもまたSP3当てなおすの面倒だし」て事でnLiteを使ってSP3統合ディスクを作成したんである。が、ここに罠が。
プロダクトキーを受け付けない
ここらはググっていただければ一発で出てくるところだが、何故かnLiteでSP3統合データを作っちゃうとそうなってしまうようだ。(他の統合用ソフトを使ってSP3化したものを新たにnLiteでカスタマイズする分には問題ないらしい)
仕方ないので今度はSP+メーカーでSP3ディスクを......とやったのはやったのだがその作業待ちの間に以前MacBookで使うためにSP3のデータ単体を焼いたCD-ROMが見つかったので、Xp2をtypePにインストールした後、そのCD-ROMを使おう、てな事となった。で、時間こそそれなりにかかったが問題なく作業は終了した。
あとはウイルス対策ソフトとしてESETをインストールしなおし、無線LANを設定してネット接続。Windowsアップデートをかけ「バッテリーいたわり充電機能」をオンにし必要なソフトをいれ……と一通りの事を済ませた。
その状態で拙宅tyepPのWindows7RC版環境で一番ネックになっていたスリープからの復帰を試してみたところ……移行も復帰も5秒程度……速い。
もちろん通常の操作をしている際にも妙なモタつき等はないし、アッサリと何の問題もなく使える状態となった。
フルスペックで初手からXpモデル出してくれてれば良かったのに……と思ってしまう動作の軽さなので、単体のXpを持ってる等、条件が整ってる方で、動作速度に不満がある方が手を出すのはアリだと思う。
Windows7RC版を入れてしばらくたった。何故かBluetooth接続のスピーカーが上手く繋がらなかったり、といった事もあったがアップデートがあたってからはさくっと自動接続してくれるようになったりとそこらは快適になっていた。
しかし拙宅環境では何故だか知らないがスリープからの復帰が妙に遅い(VISTAだと十数秒程度だったのか、ログイン画面まで数十秒待たされたりとか)問題があり、結構面倒に感じていた。また負荷がかかっているであろう作業―FLV動画の再生等―を行っている最中に突然の強制再起動、なんて事が2度ほどあり、どうも安定しない状況でもあった。
そうこうしているうちにVISTAのSP2が正式提供開始となり、こちらをひとまずメインのデスクトップPCに入れたところトラブルは特になく、かつ気持ち動作が機敏になった印象もあった。(こちらのPCはかなり環境が無茶苦茶なのでそもそも動作が遅い)
「嗚呼どうしようかなVISTAにリカバリしてSP2入れようか」などと思ってたらば第二世代typePの発表。内容としては基本性能のアップと天板デザインの変更とかであり自分にとってはとりたてて大きな「ああ新型いいなあ」という部分はなかった。
値段が下がって性能アップなんてのはPC買う上で避けられないところなのであきらめてるし、天板デザインは手元の「つるんとした」デザインの方が好きだったからだ。
そんな中で目についたのがXpモデルの発売だったが、VISTAモデルの下位機種(!)という扱いとの事でメインメモリが1GB固定だとかソニー直販サイトでカスタマイズしてもSSDが32GBのものしか選べ無かったりと、こちらはいまいち感があった。
でえ。前置きが長くなったが、結果最も目をひいたのは「VISTAモデルユーザー向けに正式にXp用のドライバとソフト提供するヨ(サポートはしねえけど)」という記事であった。
どうやら下位モデルととなるXp搭載機種と同じ扱いになるようで一部機能(HD動画再生支援等)が死んじゃうようだが、自分がXp化に踏み切れなかったのは「非公式だと手順が凄く面倒くさい」「VAIO独自の省電力機能が使えない」というのがあったからだった。
これらが問題なくなった今、Windows7から一気にXpまで逆戻りする事にした。
まずドライバやソフトについては以下からリンクを辿って入手した。
type P Windows XP用VAIOソフトウェアの提供について
typePからでないとダウンロードが出来ない制限がかかったりはしているが、少々面倒なもののtypePユーザーには問題のないところだろう。
また「サポートは一切しない」というものの、手順はかなり親切に書かれているのはなかなか有り難かった。OSを入れ替えるなんて作業をよくやる方にとっては十分過ぎる内容となっているが、逆に言うとこれを見ても何がなにやら、という方は手を出してはいけないって事なんだろう。
こと細かな手順はリンク先を参照していただくとして大雑把な流れは
1)Xp用ドライバ・専用ソフトのダウンロード
2)ダウンロード後展開したファイル群(1つのフォルダにまとまって展開される)をUSBフラッシュメモリ等のルートにコピー
3)該当機種の場合はそのデータよりファームウェアをアップデート
4)VISTAのリカバリディスク作成や必要なデータのバックアップ等を済ませる
5)Xp(SP2以降のみ対応)のインストール
6)Xpインストール完了後、フラッシュメモリ等より一部ドライバのみ先行してインストール
7)XpがSP2だった場合はSP3化
8)残りのドライバ・ソフトウェア群をフラッシュメモリ等よりインストール
といったところ。文字に起こすと面倒そうだが、人手が絡む部分は実はそんなにない(特に最後の8は基本最後まで数クリックするだけで勝手に進む)ので大した手間ではなかった。
インストールにかかる時間は途中でしくじった(後述)自分の場合でも3時間とかだろうか。
で、順当にいけばしくじることはまずないのだがしくじったのは、一番最初のXpインストール時である。
一応以前にMacBook(BootCamp)にXpをインストールする際にXp2統合ディスクを作成していたので当初はそれを使おうと思ったのだが「でもまたSP3当てなおすの面倒だし」て事でnLiteを使ってSP3統合ディスクを作成したんである。が、ここに罠が。
プロダクトキーを受け付けない
ここらはググっていただければ一発で出てくるところだが、何故かnLiteでSP3統合データを作っちゃうとそうなってしまうようだ。(他の統合用ソフトを使ってSP3化したものを新たにnLiteでカスタマイズする分には問題ないらしい)
仕方ないので今度はSP+メーカーでSP3ディスクを......とやったのはやったのだがその作業待ちの間に以前MacBookで使うためにSP3のデータ単体を焼いたCD-ROMが見つかったので、Xp2をtypePにインストールした後、そのCD-ROMを使おう、てな事となった。で、時間こそそれなりにかかったが問題なく作業は終了した。
あとはウイルス対策ソフトとしてESETをインストールしなおし、無線LANを設定してネット接続。Windowsアップデートをかけ「バッテリーいたわり充電機能」をオンにし必要なソフトをいれ……と一通りの事を済ませた。
その状態で拙宅tyepPのWindows7RC版環境で一番ネックになっていたスリープからの復帰を試してみたところ……移行も復帰も5秒程度……速い。
もちろん通常の操作をしている際にも妙なモタつき等はないし、アッサリと何の問題もなく使える状態となった。
フルスペックで初手からXpモデル出してくれてれば良かったのに……と思ってしまう動作の軽さなので、単体のXpを持ってる等、条件が整ってる方で、動作速度に不満がある方が手を出すのはアリだと思う。
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