ブロックロディア（1）

　とてもベタな選択。

　VAIO typePを買ったものの常に持ち運ぶまでには至らず。また、ちょっとしたメモとなるとケータイでメールでも打った方が手軽だしやりやすい。
　さはいえ、そうやって書き留めたメモってのが意外と「死に」になっているのも現実。まあ気合いの入れようが問題ってだけであって、自分の場合ケータイ内で死蔵されてしまってる事が多い。何か書留めようとして、かなり前に書いたものを見つけたりとか。これでは意味が無い。

　そういうわけで紙のメモ帳を何か買おうという事となり、ロディアに辿り着いた。
　当初は毎度のように現物も見ずごっそりネット通販で買ってしまおうかと思ったが「たかだが200円もしないメモパッドに数千円の革製カバーてのもなあ」と少々思い止まり、久方ぶりにリアル文房具店へ。とりあえず現物見ようじゃないかと。

　何か良いカバーが売られていればそのまんま一式買い揃えようと考えていたところだったが、そのお店にはカバーの類が基本的になかった。で、純正（？）のビニール製カバーがセットになった840円のものをとりあえずひとつ。あとは面白いという理由で鉛筆型とインプレスの記事で取り上げられていた小さいボールペンをそれぞれ1本ずつ。

　
　仕事やら役所に出す文書なんかで「仕方なく」という時以外、普段ペンを握る事はないのがここ10年ばかりの自分だったので、久々にペンを使う事となった。
　よって元々汚かった字はさらに崩れて本人以外読めたもんじゃないという状態だったが、何故か妙に文字を書くのが楽しく、メモ帳として使う以外にも「日記帳として使おう」という考えが自然と頭をもたげてきた。

　どう考えたって普通に1年まるまる使える日記帳とか買った方がコストパフォーマンスは高いのだけど、いつでも持ち運べる点と、小さい事が予想以上に日記やら文章やらを書く際の障壁を取り除いてくれるのが分かったので、まあコストの面はいいだろうと。

　とりあえずお試しで買ったものでそんな状態となったため、そこから長考と更なる出費、となるのだけれども、それはまた別のエントリで。