LEICA X1 [デジカメとか]
うわあああああああ。
「全くお前は何をやっているんだ」と言うしかない買物であります。だって「それなりに状態良くて必須のメンテもライカジャパンでされたもの」とはいえ、中古の10年前のデジカメですよ?
ともあれ。
先のエントリの最後に触れた買い物はコレでありました。
・紆余曲折
10年ほど前の発売直後に一度買いそうになって思いとどまったとか、その近辺東京にいた際の上司の上司に「XX(当時の自分の綽名)、液晶保護シート貼るの得意?」と言われて渡されたものがソレだったとか、実は案外ソレにまつわる思い出はあったりするのですが……今回はライカのロゴ付きチェキことSofortを触っていて「ちゃんとしたの(?)が欲しいなあ……」となってしまったのが購入の端緒でした。
とはいえ、M型と呼ばれる「ライカといえばコレ」という機種はレンズも併せると普通に100諭吉越えるので無理ですし、もちろん完全パナソニックOEMの機種は要らないし……で調べたのですが、10年ほど前に「何かいいなあ」と思ったXシリーズは既にディスコンとなっていました。
サイズ的にまだ近いものとなると現行ではCLシリーズ。しかしレンズ交換式となっている為か高価で、単焦点レンズとセットの最も安いものでも50諭吉程度……無理。
というわけで某カメラ店ネット通販の中古製品コーナーを何日も無駄に夜更かししながら見ていました。
Xシリーズは、今回選んだ初代のX1移行、X2、X-Eと35mm換算36mmm単焦点のコンパクトなものは3台続き、派生型としてレンズが明るくボディも大きくなったX(Typ 113)、ズームレンズ搭載のX VARIOと続いたようです。
コンパクトなものが欲しかったので、X(Typ 113)とX VARIOはすぐ候補からはずれましたが、さてそこで問題となったのが残り3機種のどれにするかです。
普通に考えれば(中古品の状態を考えれば)ちょっとでも新しいものという事でX-Eにいくべきですが、X-Eの本体色がどうにも自分の好みではなく……
APS-Cコンパクト「ライカX-E」が10月11日発売(impress)
https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/670230.html
これはこれでお洒落なのかもしれませんが、自分が10年前に(まずその見た目に)一目惚れしたX1とは違います。また中身はX2と全く変わらないという話もあり……候補から外れました。
ならばX2か!となるわけですが、これもちょっと思いとどまりました。
X2、性能的にはX1のブラッシュアップ正常進化といったモノで、ユーザーから寄せられた問題も含め改善点も多く……じゃあX2でいいじゃないかなんですが、どうしても「見た目」で気に入らなかったところがあって、それがアクセサリーシュー部分の僅かな出っ張りでした。
【新製品レビュー】ライカX2(impress)
https://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/551823.html
【新製品レビュー】ライカX1(impress)
https://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/370187.html
いやまあ今見ると「ほんと些細な違いよなあ」という感じではあるのですが。
また性能や使い勝手が良くなっているとは言っても、先達のレビュー記事なんかをたくさん見るに「激烈に良くなってる」とまではいかないようでしたし、それでもX1より発売年が後という利点はありましたが、それも2年ですし……。
で。
・写真
某カメラ店にて状態の良い(USBケーブルが欠品程度で付属品は揃ってるし元箱もある)ものを購入しました。
梱包はとっても丁寧でした。そして何故か妙に重かったです。(後述)
箱はこんな感じ。開封前だけ見ると以前持ってたパナOEM機器と大差ないのですが、開くとえらい違いに驚く事になりました。
開くとこんな感じ。一番上のグレーの箱にカメラ本体。下の二段の引き出し(!)は上段に説明書。これが各国語分都合3冊入っていて重さの原因はコレでした。下段には革製ストラップや充電器等のアクセサリー類が一式おさまっていました。カメラ本体に比してとにかく箱がサイズ大きく豪華でした。(カメラには別途購入した非純正の光学ファインダーつけてます)
・所感
・思ったより小さくて軽い
・AFは確かに遅いものの、動く物相手でなければ自分は許容範囲(今時の瞬時に合焦するものには程遠い)
・メニューの反応は、ボタンを連打したりすると遅れる程度のもっさり
・シャッタースピードと絞りのダイヤルは確かに「勝手に回ってる」事がありそうなユルめのもの。ただ位置的に勝手に回ってる事が多いのは絞りの方。
・電源を落とすとメニューのカーソル位置が毎回リセットされる
・所謂「Fnボタン」的なものがない為、フィルムモード(カラーモード)などを切り替える為にはいちいちメニューを辿る必要がある
・電源オフ時、鏡筒が縮む前に「一呼吸」ありちょっと待たされ感がある
・動画撮影機能はない(個人的には潔くて好き)
・手振れ補正機能は事実上ないと考えた方が無難(2枚の写真から合成云々という機能なのでオフが基本)
といったところでしょうか。
総じて、今時デジカメを基準とした場合「何かを割り切る必要がある」「カメラに合わせる必要がある」機種だと考えた方がよいという印象でした。
ただ不思議な事に今の自分は、触ってみて感じた難はどれも「まあ仕方ないか」と何となく許容できていたりします。10年前の一目惚れがあるからなのか何なのか……そのあたりの理由は自分でも良く分からないのですが。
「標準設定で独特な渋い色味」「ハイコントラストモノクロが素晴らしい」といった声が多々ありましたが、これらについは天候もあんまり良く無い上に自分の技術がアレなのもあって、まだ「おおこれは!!」というような写真は撮れていません。なので作例をとりあげてあれこれ、というのはまた時間おいて別のエントリにまとめようと思いますが、数枚だけ試しに撮ったものをflckrにアップしました。
sakurei5
https://www.flickr.com/photos/niea7/albums/72157715953459261
といったところで。
色々これから撮影してみて、また使っていて気付いたネタなどありましたら別エントリにて。
ひとまず、大事にメインのカメラとして使っていこうと思います。
「全くお前は何をやっているんだ」と言うしかない買物であります。だって「それなりに状態良くて必須のメンテもライカジャパンでされたもの」とはいえ、中古の10年前のデジカメですよ?
ともあれ。
先のエントリの最後に触れた買い物はコレでありました。
・紆余曲折
10年ほど前の発売直後に一度買いそうになって思いとどまったとか、その近辺東京にいた際の上司の上司に「XX(当時の自分の綽名)、液晶保護シート貼るの得意?」と言われて渡されたものがソレだったとか、実は案外ソレにまつわる思い出はあったりするのですが……今回はライカのロゴ付きチェキことSofortを触っていて「ちゃんとしたの(?)が欲しいなあ……」となってしまったのが購入の端緒でした。
とはいえ、M型と呼ばれる「ライカといえばコレ」という機種はレンズも併せると普通に100諭吉越えるので無理ですし、もちろん完全パナソニックOEMの機種は要らないし……で調べたのですが、10年ほど前に「何かいいなあ」と思ったXシリーズは既にディスコンとなっていました。
サイズ的にまだ近いものとなると現行ではCLシリーズ。しかしレンズ交換式となっている為か高価で、単焦点レンズとセットの最も安いものでも50諭吉程度……無理。
というわけで某カメラ店ネット通販の中古製品コーナーを何日も無駄に夜更かししながら見ていました。
Xシリーズは、今回選んだ初代のX1移行、X2、X-Eと35mm換算36mmm単焦点のコンパクトなものは3台続き、派生型としてレンズが明るくボディも大きくなったX(Typ 113)、ズームレンズ搭載のX VARIOと続いたようです。
コンパクトなものが欲しかったので、X(Typ 113)とX VARIOはすぐ候補からはずれましたが、さてそこで問題となったのが残り3機種のどれにするかです。
普通に考えれば(中古品の状態を考えれば)ちょっとでも新しいものという事でX-Eにいくべきですが、X-Eの本体色がどうにも自分の好みではなく……
APS-Cコンパクト「ライカX-E」が10月11日発売(impress)
https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/670230.html
これはこれでお洒落なのかもしれませんが、自分が10年前に(まずその見た目に)一目惚れしたX1とは違います。また中身はX2と全く変わらないという話もあり……候補から外れました。
ならばX2か!となるわけですが、これもちょっと思いとどまりました。
X2、性能的にはX1のブラッシュアップ正常進化といったモノで、ユーザーから寄せられた問題も含め改善点も多く……じゃあX2でいいじゃないかなんですが、どうしても「見た目」で気に入らなかったところがあって、それがアクセサリーシュー部分の僅かな出っ張りでした。
【新製品レビュー】ライカX2(impress)
https://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/551823.html
【新製品レビュー】ライカX1(impress)
https://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/370187.html
いやまあ今見ると「ほんと些細な違いよなあ」という感じではあるのですが。
また性能や使い勝手が良くなっているとは言っても、先達のレビュー記事なんかをたくさん見るに「激烈に良くなってる」とまではいかないようでしたし、それでもX1より発売年が後という利点はありましたが、それも2年ですし……。
で。
・写真
某カメラ店にて状態の良い(USBケーブルが欠品程度で付属品は揃ってるし元箱もある)ものを購入しました。
梱包はとっても丁寧でした。そして何故か妙に重かったです。(後述)
箱はこんな感じ。開封前だけ見ると以前持ってたパナOEM機器と大差ないのですが、開くとえらい違いに驚く事になりました。
開くとこんな感じ。一番上のグレーの箱にカメラ本体。下の二段の引き出し(!)は上段に説明書。これが各国語分都合3冊入っていて重さの原因はコレでした。下段には革製ストラップや充電器等のアクセサリー類が一式おさまっていました。カメラ本体に比してとにかく箱がサイズ大きく豪華でした。(カメラには別途購入した非純正の光学ファインダーつけてます)
・所感
・思ったより小さくて軽い
・AFは確かに遅いものの、動く物相手でなければ自分は許容範囲(今時の瞬時に合焦するものには程遠い)
・メニューの反応は、ボタンを連打したりすると遅れる程度のもっさり
・シャッタースピードと絞りのダイヤルは確かに「勝手に回ってる」事がありそうなユルめのもの。ただ位置的に勝手に回ってる事が多いのは絞りの方。
・電源を落とすとメニューのカーソル位置が毎回リセットされる
・所謂「Fnボタン」的なものがない為、フィルムモード(カラーモード)などを切り替える為にはいちいちメニューを辿る必要がある
・電源オフ時、鏡筒が縮む前に「一呼吸」ありちょっと待たされ感がある
・動画撮影機能はない(個人的には潔くて好き)
・手振れ補正機能は事実上ないと考えた方が無難(2枚の写真から合成云々という機能なのでオフが基本)
といったところでしょうか。
総じて、今時デジカメを基準とした場合「何かを割り切る必要がある」「カメラに合わせる必要がある」機種だと考えた方がよいという印象でした。
ただ不思議な事に今の自分は、触ってみて感じた難はどれも「まあ仕方ないか」と何となく許容できていたりします。10年前の一目惚れがあるからなのか何なのか……そのあたりの理由は自分でも良く分からないのですが。
「標準設定で独特な渋い色味」「ハイコントラストモノクロが素晴らしい」といった声が多々ありましたが、これらについは天候もあんまり良く無い上に自分の技術がアレなのもあって、まだ「おおこれは!!」というような写真は撮れていません。なので作例をとりあげてあれこれ、というのはまた時間おいて別のエントリにまとめようと思いますが、数枚だけ試しに撮ったものをflckrにアップしました。
sakurei5
https://www.flickr.com/photos/niea7/albums/72157715953459261
といったところで。
色々これから撮影してみて、また使っていて気付いたネタなどありましたら別エントリにて。
ひとまず、大事にメインのカメラとして使っていこうと思います。
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